005152 – HONDA N-BOX – 3
2021/08/07
8月の前半に札幌に出張に行くことになった。間に連休が挟まっているスケジュールだったので、連休を現地で過ごした。
折角の連休、ホテルに籠っていてもしょうがないので、借りたレンタカーである。
お盆シーズンを見据えた時期であり、また東京オリンピックのマラソンが開催されたせいもあると思うが、まとまった期間で押さえることが出来なかったので、小分けにして都合3台のレンタカーを借りた。
その第一弾が、このN-BOXである。
このN-BOXは一つ前のモデルである。このモデルはカミさんのお義母さんが乗っているものと同じなので、もはや目新しさはないが、久しぶりに乗車して気がづいたことをいくつか。
まず、今乗っているスペーシアと比較して足回りの柔軟さに改めて気づかされた。
昔のタントのような腰砕けの柔らかさでもなく、スペーシアのようなスパルタンな硬さでもない、程よくしなやかな足回りである。あくまでも軽自動車にしては、だが。
足回りが固くない分ロードノイズもよく押さえられていて、乗り心地の面ではピカ一であった。
これだけ違うなら、スペーシアじゃなくて、モデル末期のN-BOXを買っておけばよかったかなぁ、と運転しながら考えてしまった。
グレードはノーマルのノンターボモデルなので、北海道の道路事情を考えると若干非力さが否めない感じだった。
信号が青に変わると、周りの流れについていくために都度高速合流の時のような踏み方になってしまう。
そんな過酷な使い方をみんながしているのかはわからないが、エンジンは早く傷みそうだなと思った。
もっとも、8万キロ以上走っている車だったが、その割に車内の傷み具合はさほどでもなく、軽とはいえ頑丈になったものだなと思った。
駐車場で休憩している折に、ふとルーフ部分を見上げたら、フロントウィンドウの上のルーフ部分がべっこりへこんでいることに気づいた。
普通、レンタカーを借りるときは、最初に既存の傷の状態をチェックさせられるが、天井はノーマークだったので全く気が付かなかった。
もちろん自分がぶつけた訳ではないが、返車時に指摘されるのではないかと思って、なんて言えば自分のやったものじゃないと説明できるかと、いろいろ思案する羽目になった。
へこみをよくチェックすると、一部塗装がはがれ、地の部分がわずかに錆びていた。
それなら昨日今日でついたものじゃないと断定できる。それで一安心。
もっとも、返車時に特に何か指摘されることもなく終わったので、単なる杞憂だったが。
次からレンタカーを借りるときは天井部分もちゃんとチェックしよう、と思った。