沖縄社員旅行2007【7】(2007/07/16)
軽食の店ルビー:
2007/07/16
早いものでもう沖縄旅行の最終日である。ほんとロクな観光してないな。。。
今日の帰りの便は昨年よりも遅い便と言うことなので、もう一頻り観光して回ることにしている。
ホテルは朝食付きだが今日はちょっと行ってみたい店があるので、起床したらそのまま荷物をまとめて出発。向かったのは軽食の店ルビーという店。ホテルの割と近所にある。
なぜこの店に行ってみようと思ったのか、と言うとこれもデイリーポータルの記事で取り上げられていたからだ。
沖縄の定食屋は安価で量が多い店が多いのだが、ここもまたてんこ盛りの定食が食べられるらしく、そう言ったものに飢えていた自分はぜひとも行ってみたい、とカミさんを説得してやってきたのである。
着席してお品書きを見るとやたらメニューの品数が多い。近所に住んで普段使いでもしない限りコンプリートは出来なさそうなほどだ。
記事でおススメされていたのがAランチというもので、自分は迷わずそれを注文。一方カミさんは朝からそんなに食べられないと言って、その夥しいメニューをしばらく眺めた末に、ゆしどうふ定食を注文した。
こちらがAランチ。噂に違わぬかなりのボリューム感だ。朝からこんなに食べたら胃もたれしてしまうのではないか、と思うほどの量のおかずが、プレートの3分の2を占めている。
食べ盛り育ちざかり、、、と言うほどには若くはないが、まだまだ若いもんには負けん、と言えるくらいの丈夫な胃袋は維持できているのでこのくらいなら余裕。しいて言えばおかずとのバランスを考えてご飯がもうちょっと欲しいかな、と言う気がする。
朝から腹いっぱい食べられる幸せを噛みしめながら、これらの脂っこいおかずを胃袋に収めた。
一方カミさんが頼んだゆしどうふはこんな感じであった。こちらはこちらでゆしどうふの量が半端ない。しかもお刺身までついている。胃には優しいけど確実に満腹にさせられる量だ。
カミさんはこんなには食べられんと言うことで、残った分を自分が引き受けたので、流石に満腹である。
こうした定食の数々が600円台で食べられるのだ。やはりその点沖縄の定食屋は一味違う。
斎場御獄:
朝食で満足したら最初の目的地斎場御獄へ。言わずと知れた世界遺産である。ここは一昨年の旅行の際に訪問しているが、なかなか神秘的なスポットだったのでカミさんにもぜひ見せてあげたい、ということで再訪した次第。見所自体は上記のエントリで紹介しているし、まぁウチよりはるかに詳細に書かれた記事がいくらでもあるので詳細は割愛。
駐車場に車を置いて入口に向かって歩いていくと見覚えの無い小屋が建てられていた。世界遺産に登録されたのを機に入場料を取るようになったらしい。カミさん的は入場料を払ってまで見たいとは思わない、と言い出したが、ここのパワースポットぶりは他とは違うからぜひ見ておこうよと説得して場内に連れこんだ。
御嶽の中の雰囲気は無料だったころと全く変わっていなかった。まぁ、それもそうか。ここはそのままであることに意義があるのだ。いじくったら興ざめと言うものである。
三庫理(さんぐーい)までひととおり見学して戻って来た。カミさんはテレビで見たパワースポットと同じものが眼前に広がる様に、入場前の懸念はどこへ行ったのかと思うほどしきりに感動していた。
ただし退館後に、これで入場料が無ければねぇ・・・と言っていた。そういうものですか。
ニライカナイ橋:
次に向かったのがこれも一昨年も訪れている浜辺の茶屋。斎場御獄からほど近い玉城という地区にある。そこへ向かう道を走っていたら視界の片隅になんかすごい橋が見えてきた。なんだあれは。
ということで、ちょっと立ち寄ってみることに。
これがその橋だ。この橋はニライカナイ橋というらしい。写真は橋の上の方まで登ってきて撮影したものだが、ご覧のように橋がヘアピン状に大きくカーブしている。
こうしてみると女性的なふくよかなカーブを持つ優雅な橋だが、麓から見た時はあまりにも巨大でまるで斜面に這う大蛇の様だった。
この辺りは海岸から数十mほどの高台になっている。以前ならそこに小さな九十九折れの道をつけて登っていたであろう場所に、地形を一切無視してひとつのヘアピンカーブだけで一気に高度を稼いでいる。
まぁ、ただの橋といえばそれまでだが、土木建築物が好きな人であればきっと感動すること請け合いな物件だった。
橋の上からは海の向こうに久高島の姿が見えた。こうしてみると本当に平たい島である。あの島は琉球の創成神であるアマミキヨが降り立った島とされている。島内には男人禁制の聖域もある神秘的な島だと聞く。いつか訪ねてみたいものだ。