小笠原上陸 - 3(2008/09/12)

暫くウトウトしていると船内アナウンスで起こされ、まもなく日没を迎えるとの事なので、再びカメラを持ってデッキへ。

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水平線のかなたに今まさに沈もうとしている夕日が見えました。
水平線付近に雲が余りかかっていないので、綺麗な日没が見られそうです。

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とってもフォトジェニックな雲がかかっていました。

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そしてその太陽の少し南側に八丈島が見えます。
こうやって見ると八丈富士は綺麗な成層火山であることが良く分かりますね。
本物の富士山と瓜二つに見えます。

雄大な日没を拝み、静かに沈み行く日没を見送り、そろそろ晩御飯にしようと言う事になりました。
一度くらいはレストランで食べてみようと言う事で、船内のレストランへ。

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(これは帰りの船で撮った写真ですが。。。)

丁度夜の営業が18時からだったのですが、時計を見ると5分前。既に数人がレストランの前に並んでいました。
まもなく開店したので、店内へ。

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ここはカフェテリア方式となっていて、カウンターに置かれている料理を各々好きなものを取っていくスタイルです。主食系は店員に頼んで作ってもらいます。

入口を入ってすぐの所にメニューのディスプレイがあるのですが、開店待ちで後ろにも並んでいる人がいて、ゆっくり見る事が出来ませんでしたが、事前に仕入れた情報によると、ステーキ定食が隠れた人気メニューとなっているそうで、料金はやや高い(¥1300)ものの、一度の食事なので、思い切って食べてみる事に。
カミさんはじっくり選ぶ時間が無くて、とっさに頼んだのが生姜焼き定食

会計を済ませて席で暫く待っていると料理が出来たと呼出しがかかったので取りに行きます。

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これが小笠原の島塩を使ったステーキ。

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カミさんの生姜焼き定食はこんな感じです。

どちらの味も船のレストランのメニューとしては上等で、そう言った意味では値段もそこそこ良心的な価格に押さえられているので、思いのほか満足できました。

食後の一服を兼ねて再びデッキへ。
ほぼ満月の月が海面を明るく照らしています。

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そういえば、15日は中秋の名月ですね。
道理で月明かりが明るい訳だ。。。

さてさて、ここいら辺でセルフ船内見学ツアーでもやりましょうか。

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まずは入口を入ってすぐのところにある売店
暇つぶしアイテムやお土産などが揃っています。

隣はインフォメーションカウンター
船内見学ツアーの申し込みはここで行います。
夜は21時くらいで閉まってしまうので、必要なものは予め購入しておく必要あり。

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こちらは24時間営業の自販機。
市販価格より少々高いものの、飲み物、お菓子、つまみ、菓子パン、カップめんなどはここで購入できます。

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流し台。
給湯器がついているので、カップめんのお湯はここで調達できます。

旅なれた人か、レストランに行かず、カップめんや持込の弁当で済ませている人も結構いました。

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喫煙室。
近年、船内が禁煙となってここに喫煙室が設けられました。
確かに、室内でもうもうと煙を出されたら、酔いやすい人は一発でノックアウトされてしまうので、こういう処置は良い事だと思います。

ちなみに、デッキは一応喫煙可のようで、灰皿が設置されていますが、風が強いと風下に猛烈な勢いで灰を飛ばす事になりかねないので注意が必要です。
原付も風上でタバコを吸っていた人の灰が流れてきて目に入ってしまい、エラい目に遭いました。。。

その他、写真には写していませんが、昼間のレストラン閉店中も軽食が食べられるスナックや、フロントで借りた映画を見れるビデオライブラリー、ちょっとしたソファーが置かれて寛げるサロン、子供をあそばせておく事が出来るチルドレンルームなどの施設があって結構充実しています。

出発前にカミさんから暇な時間はビデオを借りよう、と言われていたのですが、酔い止めを飲んでいるとは言え、映画など見たら確実にアウトっぽい感じだったので却下。

もっともそんなに暇で退屈で困るようなことは無かったのですが。

夜もいい時間になってきて、船室に戻ると、既に寝息を立てている人も。
客室内のテレビではテレビ放映の映画がやっています。
テレビの位置が頭と逆なので、壁側に枕を持ってきてもたれ掛かりながらしばしテレビ鑑賞 (と言っても遠いし、酔いそうなので、見ると言うよりは眺めると言う感じですが。。。)

そのまま寝てしまいたい衝動に駆られたのですが、そうすると隣の乗客に足を向けて寝ることになり、これはマナー違反なので、ここはぐっと堪えて風呂に入ってくる事にしました。

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いい加減潮風にあたりまくって体中ベタベタです。
とは言ってもおが丸に風呂は無く、無料のシャワールームが設置されています。

船が揺れるので、足元が覚束ない時がありますが、お湯がちゃんと勢い良く出て、想像以上に結構快適でした。

風呂から上がって部屋に戻ると驚いたことに、原付の列の人たちが全員、いつの間にか枕を原付と同じ方向に置いていました。
中には既に寝息を立てている人もいて、他の人も通路側に頭が来るのは内心嫌だったのかもしれません。

それで原付も気兼ねなくロッカーを頭にして、少し頭を突っ込むようにして寝るとたら、足も通路にはみ出すことなくまっすぐになれました。
種まいておいて良かった~w

酔い止めが相変わらず良く効いているのか、頭がなんとなくボンヤリした感じのままなので、消灯前ですがもう寝ることにしました。
でも、枕が硬い。。。

着替えが入ったバッグが丁度良い固さだったので、それを枕にして、念のためアイマスクとマスクをつけて、就寝と相成りました。

おやすみなさい~

Posted by gen_charly