奄美皆既日食観測ツアー - 10(2009/07/21)
店を出てこの後どうしようかと考えたのですが、前回の旅行と、今日の午前中で島の観光地は大体回ったので、特に見ておきたい所もなかったので、今日はドライブにしようと、とりあえず古仁屋の方へ行ってみることにしました。
途中マングローブパークのある、道の駅「奄美住用」で休憩を挟んで、古仁屋までやってきました。
せっかく来たので、前回も買ったソテツで作った味噌、「なりみそ」を入手しようと 「せとうち海の駅」に行き、無事ゲット。
それと、黒糖で作った黒飴、「ガンダタ」があったので、これも購入。
海の駅を後にし、ちょうど夕方の良い時間になってきたので、島の西側に回って夕日でも見ようと思い、進路を西海岸へ。
西海岸は、伊豆の西伊豆のような雰囲気の鄙びた集落が点在するのどかな場所が続きますが、海の近くまで山がせり出しているのでアップダウンの激しい道のりです。
でも前回来た時と比べて道幅が広くなっていたり、前回はなかったトンネルが開通していたり、あちこち道路工事していたり。
さしずめ土木王国のような状態でした。
で、これも前回訪れている、徳浜の断崖まで来ました。
前回はがけの大きさが伝わりにくかったので、今回はちょっと離れた場所から車を入れて写してみました。
下のほうの白いのが借りたレンタカーです。
打ち寄せる波は強く、明日の天気にいやな想像をしてしまいますが、これはこれで壮観。
前回来たときに有ったぼろぼろの手すりはさすがに撤去されていてコンクリートの立派な護岸に変わっていました。
日没までにはもう少し時間がありそうだったので、もう少し先に進むことにしました。
が、途中で太陽は雲の中に入ってしまい、日没を拝むことはできませんでした。
そのまま奄美市内に戻り、大して寝ずにずっと走り続けていい加減疲れてきたので、とりあえずねぐら(らんどま~く)に戻ることに。
入り口にはてるてる坊主が掛けられていました。
こういう気配りはうれしいですね。
ここの店は、24時間営業なのですが、店員は店長と思われるおじさんと、おばさんが二人。
おばさんは昼間の担当、夜はおじさんの担当で2交代制のようです。
家族経営のような雰囲気ですが、よく体が続くなぁ、と妙な関心をしてしまいます。
ねぐらに戻ってまずは晩御飯。
今回やっとまともなもの?を食べたので写真も掲載。
料理はほとんどが400円以下でかなりリーズナブル。
飲み物は他と同じく飲み放題です。
島の店や自販機が売り切れるような事態になってもここで凌げそうですw
ところで、陸酔いがまだ抜けません。。。
ご飯を食べたら酔ってしまい、ご飯を食べきったところでダウン。
明日の日食の場所取りの事も考えて、少し寝てこうと思ったのもあって、早めに就寝する事に。
で、何度か目を覚ましながらウトウトしているとメールの着信。
時間を見ると11時ちょっと前です。
メールの返信をしたら目が覚めてしまったので、こうして日記のまとめをば。
ある程度まとめ終わったら夜中の2時。
出発しようと思っていた時間になったので、明日の日食の場所取りに行きたいと思います。
ま、日食の時間まで、車内でもう一眠りできるでしょう。
道は流石にまだガラガラ。とは言っても他にも場所取りを始めた人がいるようで、夜中の2時にしては交通量がやや多い感じです。
とりあえず、第二候補にする予定の、空港近くの旧道に先に見ておこうと立ち寄ると意外とそこに止まっている車はまだ2台だけでした。
ここならそもそものキャパシティが少ないし、トイレなどがないので家族連れはあまり来なさそうな気がしたので、第一候補地へ行くのはやめて思い切ってここで観測することにしました。
車を止めてイスを倒して寝床を作ると、これが意外と快適な寝心地です。
ライトを消すとあたりは真っ暗。
久々に熟睡できそうです。
外を眺めてみると、薄雲がかかっているようですが、若干ながら星も見えています。
明日はお願いだから晴れてくださいっ!