三河湾の島&熊野・高野山 - 1(2011/08/12)

— 夏休みがお盆になったので —

原付の会社の夏期休暇は、例年7月から9月の間に任意の3日間支給されていたのですが、今年から会社の規定が変更になり、全社一斉にお盆に取得することになりました。

今までは料金が安くて空いている9月ごろに休みを取って遠出をしていましたが、今年はそのパターンは使えなさそうです。。。

それで当初は岩手に再訪して前回見れなかった地域を見て回ったりしようかと思っていたのですが、こちらの記事にも書いたとおり、7月におじいさんが亡くなって急遽岩手入りしたため、お盆に行くのはやめにしました。

それで、たまにはどこへも行かずのんびりと過ごしてもいいかなと思っていたところ、夏休みが始まる2日前になってカミさんが突然「高野山を見に行きたい!」と言い始めました。

言われてみれば確かに高野山周辺はまだ行ったことがない場所だったので、下調べをしてみることに。
高野山だけでは時間が余りそうなので、同様に世界遺産登録されている熊野古道なんかはどう?と提案してみると、そっちも行ってみたい、というので、両方を見て回ることにしました。

お盆休みを目一杯使う日程だと、帰省ラッシュとUターンラッシュに巻き込まれそうだったので、少し早めに出発してその分少し早めに帰宅する予定で旅程を組んだのですが、それでもまだ少し時間に余裕がありそうな感じでした。
当初は少し足を伸ばして天橋立あたりを見にいくつもりでいたのですが、出発日の昼間に三河湾に浮かぶ篠(しの)島、日間賀(ひまか)島、佐久(さく)島の3島でチャレンジスタッフを募集しているという記事をネットで見かけて、そういえば以前行ってみたいなぁ、と思ったっきり忘れていた事を思い出しました。

離島めぐり趣味の原付的には今こそ訪問のチャンス!ということで、各島のことを調てみました。

知多半島の沖合いに浮かぶこれら3島は地図で見るとそれぞれ近接しているのですが、日間賀島篠島南知多町佐久島西尾市とそれぞれ所属する行政が異なっています。

その関係か、佐久島は西尾市(旧一色町)の一色港から就航するフェリーでしか渡る手段がないのですが、日間賀島、篠島は知多半島先端の師崎(もろざき)港か河和(こうわ)港、または渥美半島先端の伊良湖(いらご)港から出る高速フェリーで渡ることができ、更に両島の間も高速フェリーで10分ほどで行き来ができます。

しかも、それぞれ一時間に1~2便の頻度で夜20時台まで運行されているので、島へのアクセスはかなり良好です。

カミさんに話すと興味を持ったようで、無事、日間賀島と篠島行きが決まりました。
アクセスしづらそうな佐久島はまたの機会に。。。

篠島には篠島温泉という温泉があるそうです。
篠島の温泉ホテルは素泊まりで5000円ちょっとというプランがあり、ホテルのサイトの空き部屋表示にはまだ「空室あり」 と出ていたのでそこで一泊しようと思ったのですが、WEBからは予約ができなかったので、翌日連絡してみてまだ空いていたらそこで一泊し、空いていなければ夜の便で師崎に戻って車中泊を決め込むことにしました。

そんなわけで、最終的に日間賀島、篠島へ立ち寄った後、熊野三山めぐりと熊野古道散策をして、最後に高野山を見て帰るコースに決まりました。

気が付くと、仮眠する時間が余りないことに気が付きました。
ということで、準備はカミさんにお任せして原付は少し仮眠。

22時過ぎに起きて渋滞情報を見てみると、東名は沼津の辺りに渋滞があるという表示。
もう少し遅くなれば渋滞も解消されているかもしれないと期待して、そのまま布団に逆戻り。

結局、23時過ぎに出発したのですが、首都高に乗って早々、都心環状線が事故渋滞で4キロつながっているという表示。。。

幸先の悪いスタートだ。。。

コース上避けられないので、ノロノロ進んで渋滞を抜けると、今度は3号の池尻の辺りから渋滞しているという表示。。。

池尻の渋滞を抜けるまで我慢するのも面倒くさいし、その渋滞を抜けてもその先の東名でトラックの壮絶なデッドヒートに巻き込まれて気疲れするのが目に見えているので、少し悩んで4号から中央道経由で名古屋に抜けることにしました。

8月に入ってから禁煙外来に通って禁煙を始めたのですが、そこで出される薬の吸いたい気持ちを抑える効果は絶大で、今まで一時間おきにタバコが吸いたくて仕方なくなって休憩を挟んでいたのが、全く気にならなくなりました。
しかも集中力も以前に比べてアップしているようで、不思議とあまり休憩したいという気が起きないまま、甲府を抜け、諏訪も抜け、気が付いたら駒ヶ根の手前まで来ていました。

ここまできたら明日少しでも早く港に行ける様に、岐阜県に入るまで頑張ってから仮眠を取ろうと思ったのですが、流石に眠気が出てきてこのまま恵那山トンネルを眠らずに抜ける自信がなかったので、結局少し手前の駒ヶ根SAでギブアップ。

— サウナバス —

5時半に起床して出発。
サービスエリアの情報板に名神高速が一宮ジャンクションの辺りを先頭に事故渋滞13キロという表示。。。
13キロといわれてもそれがどの辺なのかは土地勘がないので見当が付きません。

当方は小牧インターで接続する名古屋高速に入るのですが、余り手前から渋滞していると巻き込まれて面倒だなぁ、と思いつつそのまま進んでいくと、果たして小牧ジャンクションは渋滞も無く無事通過、小牧インターの出口まで渋滞はなく通過できました。
インターの出口分岐に入ったときにチラっと本線を見たら、すぐ先で車が詰まっているのが見えました。

どうやらぎりぎりセーフだったようです。

南知多道路に入ってからも特に渋滞に遭遇することなく終点豊丘インターまで来れました。
ここから師崎港まではあとちょっとです。

島へは、港に車を置いて高速船で島へ渡る方法と、フェリーに車を載せて渡る方法があります。

車を載せてしまえば、例の宿が取れなくても島内で車中泊という手が使えるのですが、島の道路は基本的に狭く、一部道路では通行制限もあるということと、高速船に比べて便数が少なく、行動が制限されるので、港へ車を置いていくことにしました。

オンシーズンには港周辺の道が島へ渡る人たちでかなり混雑するそうで、インター近くに一回1000円で停められる臨時駐車場が設けられて、そこから港までの無料バスが運行されているそうなので、それを利用することにしました。

臨時駐車場には9時過ぎに到着。

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まだ臨時駐車場はさほど混んでいる感じでもありませんでしたが、荷物を持ってバス乗り場に行くと、出発を待つバスの車内は既に満席で立ち席もちらほら。

暇があれば釣りでもやってみようかと投げ竿を持参したのですが、車内で釣竿を抱えているのは原付のみ。
他の人は殆どが海水浴に向かういでたちで、若干浮き気味です。。。

車内で出発を待っているうちに次から次へと乗り込んできて、いつの間にか身動きできないほどのぎゅうぎゅう詰めに。。。

港までは普通に走れば5分くらいで着くのですが、港の手前には駐車場の入場待ちの車列が数百メートルに渡って続いていて、バスはなかなか進んでいきません。

なるほど、確かにシーズンは混雑するというだけのことはあります。
というか、バス専用レーンを設けることはできないのですかね。

しかも、ただでさえ外は猛暑だというのに、どういう訳かエアコンダクトから出てくる風は嫌がらせのような生ぬるい風で、満員の車内は蒸し風呂状態に。。。
まぁ、どうせ5分くらいで到着するだろうから、我慢しておこうと思っていたのですが、上述のとおり道が混雑していたので、結局15分くらいかかってしまいました。

師崎港からは日間賀島へも篠島へも行くことが出来るのですが、温泉のある篠島は宿泊する可能性があることを考え、先に日間賀島に渡ってみることにしました。

昨晩慌てて出てきたので、予約を入れようと思っていた篠島の宿の名称をメモし忘れるという失態をやらかしてしまい、携帯で調べて見たのですが、原付の携帯は未だにPC用ページがろくに見れないガラケーなので思うように結果が出てきません。。。

カミさんが、「窓口で聞いてみよう」と言って窓口に居た係員に問合せてくれました。
その係員いわく、篠島の温泉はお湯は確かに温泉だが、島で湧いているものではなく、本土の温泉(友の湯)から運んでいるものなのだと言います。

それならわざわざその宿に泊まる事も無い気がしたのですが、この混雑っぷりを見ていると、夜に戻ってくるのも面倒な感じだったので、素泊まりで安く泊まれる宿があるならそこで泊まろう思い、探してもらうと、 潮幸(しおさい) という民宿が空いているとのこと。

料金は一人4200円と手ごろだったので、そこの宿に予約を入れてもらうことにしました。

その後、「乗船券は持っていますか?」と聞かれたので、日間賀島行きの乗船券を見せて、「後で篠島に行きます。」と答えると、 「どちらも行かれるなら周遊券があるのでそれを使ったほうがいいですよ。」と教えてくれ、乗船券を交換してくれました。

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この周遊券は師崎から日間賀島・篠島を経由して師崎に戻る一筆書きの区間に限って利用できるもので、料金が1,330円と通常より430円お得になっています。

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その乗船券を発行してもらったら、日間賀島行きの高速船が入港する時間になったので、乗り場へ向かい、船に乗り込みました。
乗船している時間は僅か10分程度ということなので、デッキに陣取ることにしました。

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程なく出港し、港湾区域から港外に出ると一気に加速していきます。
日間賀島には東港と西港の2箇所港があってこの船は東港に入港するとのこと。

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日間賀島と篠島の間を抜けて程なく東港に到着。

Posted by gen_charly