三河湾の島&熊野・高野山 - 2(2011/08/12)
— タコとフグの島、日間賀 —
下船すると目の前に信号機がありました。
点滅信号ですが、両島では唯一の信号機とのこと。
その交差点に、フェリーの待合所が有って、その脇にはこの島の特産品であるタコの像が鎮座しています。
フグも特産なのだそうですが、夏は季節外れということです。
待合所の窓口へ島の地図を貰いに行ったついでに、昼食をとるのにお勧めの店が無いか聞いてみると、道向かいの 「大海老(たいかいろう)」がお勧めだと教えてもらいました。
人気店なので昼時になるとすぐに満席になるから今のうちに予約しておいたほうが良いとのこと。
それなら既にだいぶ空腹なので、今のうちに済ませてしまおう思ってと行ってみると、まだ準備中でオープンは11時になるそうです。
時計を見るとあと30分くらいだったので、開店直前に戻って来れるよう、近所をぶらついてみることにしました。
途中から分岐する路地に入り込むと、その先は延々と迷路のような路地が続いていました。
道が分からなくならないように気をつけながらその路地を進んでいくと「鯖弘法大師」 と書かれた寺がありました。
軽くご挨拶を済ませて境内から出るとき、ふと足元を見ると、
マンホールの蓋がタコの絵柄になっていました。
歩いてきた道は少し先で再び浜辺に出ました。
そこは砂浜が広がっていて、海水浴場のようになっているのですが、そこそこの人出があったのですが、地元の人と思しき人たちが多く、砂浜の中心には何か儀式でも行いそうな雰囲気のやぐら?が組み立てられていました。
それを横目で見ながら海岸沿いに歩いていくと、最初の信号機の交差点に戻ってきました。
再び時計を見ると10分前だったので、店の前へ戻ると、既に先客が一組オープンを待っているようでした。
外にテーブルがあったので、先客の後ろにつくようにテーブルに腰掛けて待っていると、少しして店が開きました。
店内はこぎれいな和食屋といった風情です。
カミさんは穴子丼を注文。
原付は色々迷った末、ミックスフライ定食を頼みました。
料理が運ばれてくるのを待っている間に次から次へと客が入り、店はあっという間に満席になってしまいました。
窓口のおばさんが言っていた通りです。
そして、暫くすると料理が運ばれてきました。
ミックスフライは約束された味。穴子丼はちょっと味付けが濃かったものの、おいしく食べることが出来ました。
折角来たので名物は食べたいということでたこぶつも頼んだのですが、これはまぁ普通でした。
食事が済んで、師崎で貰ったパンフレットを見ていたら、丁度今晩、たこ祭りと花火大会が催されると書かれていました。
それで、さっき砂浜で見たやぐらの意味が分かりました。
折角だから見て行きたい気もしましたが、18時から開始と言うことだったので、結局見送りました。
まぁ、花火は運がよければ篠島からも見えるんじゃないかなという淡い期待も込めて。。。