３０分くらいして各々土産物を買い込んで戻って来たが、相変わらず雨が止まないのでもう一か所くらい室内の見どころをと考えて出発前にカミさんが行きたがっていたあしたば加工工場に行ってみることになった。。。のだが、店を見つけるのに難儀してしまった。
ナビに住所を入れると違う場所に案内されるし、電話番号では検索に引っかからないし、地図を見ても場所がイマイチ良く分からないしで、往生こきながら何とかそれらしい所までたどり着き、行く手にようやく看板を見つけた。。。のだが、なんかやっている気配がない。。。
休みなのかなと思ったが、諦めきれないカミさんが偵察に行ってくると言って車を降りて敷地内をウロつき始めた。
暫くして建物の裏から顔を出して手招きするのが見えた。
交渉成立かｗ！？
実はこう見えてちゃんと営業中で、入口は建物の裏側だった。
ややアバンギャルドな雰囲気の表玄関は使われていないようだ。だからと言って裏口にも特に看板などがあるわけでもなく、商売っ気が全く感じられない場所だ。
中は外からの見た目通りいかにも工場という空間だった。その片隅に展示販売スペースがあり、そこで色々な加工品が売られている。工場の機械は動作を停めており、係の人も今日は人が訪ねてこないと思っていたのか明らかにオフタイム状態で、少しバツが悪そうな感じで対応してくれた。
ちょっと準備するのでその間ビデオでも見ていてください、と言って昔の学校の教室にありそうなブラウン管のテレビのスイッチを入れると、プロモーションビデオの上映が始まった。
プロモーションビデオは別段面白いものでもなかったが、とりあえず最後まで見ていたら、係りの人がデモンストレーションの準備を済ませてカウンターに戻って来た。
まず最初に出されたのがアシタバのお茶。
アシタバの風味が香ばしいお茶だったが、タマに飲むならいいけど普段の緑茶や麦茶の代わりに飲むのは慣れないとちょっと厳しいかな、と言った感じの味だった。
「アシタバは腸のがんの予防に効果がある、と言われていて、当工場ではアシタバを熱したローラーに通しながら粉砕する機械で加工して販売しています。」
ディスプレイカウンターにそれらの粉末や削り節などが並べられている。
「粉末なのでケーキなどのお菓子に混ぜたり、おにぎりの具にしたり、ふりかけにしたり、お茶にして飲んだりと色々な楽しみ方があります。さっきのビデオでも流れていましたが、この削り節が以前テレビで企画されたご飯の友選手権で優勝したこともあります。」
「色々パッケージが分かれていますが、中身は同じものです。以前パッケージを作るときにデザイン学校の生徒さんにコンペ形式でお願いしたのですが、どれも力作だったので、結局全部使うことにしたんです。」
続いて、明日葉の錠剤を渡された。
「これを毎日一粒二粒取り続けると、便通がよくなります。」
と言われて、２、３粒口の中に放り込む。
うーん、これなんだっけ。。。？
そうそう！クロレラだ。
そんな味。
加工品として摂取するのに一番違和感がなかったのがこのサプリだった。カミさんはちょっと口慣れない感じだったようだが。
あれこれ説明してもらって、最終的に上の写真の削り節を買ってみた。
一つだけちょっと萌えキャラ風の黄八丈を着た女の子が書かれていたものがあったが、カミさんは興味なしで、無難なデザインのものを手にしていた。。。が、まさかのお義母さんがその萌えキャラを手に取っていた。
・・・って、多分パッケージを見ていないだけだと思うが。。。ｗ
お会計の時にサプリと粉末と削り節が入ったサンプルを貰うことができた。
粉末は後日ホットケーキに混ぜてみた。色は抹茶ケーキのような色になったが、味は悪くなかった。また、思いつきでサプリを砕いて牛乳と砂糖で溶かして竹芝で飲んだ明日葉オレ風にしてみたのだが、こちらは綺麗に砕けきらず余計なことをした感が強かった。。。これも味はまぁまぁだったが。