四国初日の出【7】(2008/01/02)
— かつをリベンジ! —
そして昨晩は休みでありつけなかったかつおリベンジを果たす為、明神丸が入店するひろめ市場にやってきました。
ひろめ市場内には数十店ほどの店が入店していて、食事どころの他に海産物屋やみやげ物屋などが軒を連ねています。
その中から美味しそうだったので買ってみた森光水産の鯛めし。
そしていよいよ昨日以来のリベンジを果たすべく明神丸へ。
新春の言祝ぎ覚めやらぬ1月2日ですが、ご覧のとおりの大盛況です。
幸い席を確保できたので、早速カウンターに注文しに行ってきます。
上の写真左上の明神丸の「明」の下辺りに出ている炎がかつおを炙っている炎です。
本格的にわらをくべてかつおを炙っていて期待が高まります。
原付は塩タタキ定食を注文。塩だれがかかったタタキににんにくおろしまたは、わさびを添えて食べます。
口に入れた瞬間、じんわりとかつおと塩だれの風味が口の中に広がってなんともいえない美味しさです。
カミさんはみぞれ丼を注文。
大根おろしとタタキという組み合わせは初めてでしたが、レモンを絞って食べるとこれまた飛び上がるような美味さです。
新春と言うこともあり、甘酒を配っていました。
原付は運転するので飲めませんでしたが、カミさんは味わって飲んでました。
— 洞窟マニアの聖地、龍河洞へ。 —
さて、念願達成して気持ちもお腹も満足した所で、洞窟マニア?としては立寄っておきたかった龍河洞に向かいます。
龍河洞へは、一旦夜を明かした南国市方面へ戻る感じになります。
行ったり来たりになってしまいますが、まぁ、しょうがないですね。。。
洞窟へは30分程で到着です。
麓に車を停めて土産物屋が軒を連ねる通りを抜けると上へ上がるエスカレータがあり、これに乗って上まで上がると入口です。
土産物屋には土佐の地場産業である刃物の店がたくさん軒を連ねていましたが、我が家の包丁は充分足りていたので、そのまま素通りしてしまいました。。。
入場料を払い中に入ると、全体的に高さが低く、腰をかがめて通るところが多い感じです。
要所要所に係員がいて、そこにある鍾乳石の説明をしてくれます。
これは裏見の滝と呼ばれる鍾乳石。
裏側に回れる事からその名前がついたそうです。
これはなかなか見事な成長っぷりです。
龍河洞はかつて古代人の住居として使われていたらしく、その住人が残した壷に少しずつ石灰水が染み出してついには周りの石灰石と同化してしまったという神の壷が見られます。
現在別の場所で数十年前に置いた湯飲み(だったかな?)がどの位で神の壷のように同化するのかを調べているそうで、湯飲みの底の部分がやや同化しつつある状態で展示されています。
20分少々で洞窟を抜けると延々下り坂を歩き、麓に下りてくると入場無料の龍河洞珍鳥センターがあります。
高知県の天然記念物である尾長鶏、昨夜泊まった南国市の道の駅の近くに尾長鶏センターがあるので寄って見たかったのですが、朝起きてうっかり忘れて出発してしまった為、見れずじまいかと思っていたら、こんな所で展示されていました。
まさに原付のために用意されたといっても過言ではないと思います(爆)
外にはクジャクと、写真のタヌキがそれぞれ檻に入れられていました。
タヌキの檻は網状の側溝の上に設置されていて、檻の中の我々から見て見やすいほうにだけ板が渡されています。
これだと必然的にこちら側にいるしかないので、見る側としてはありがたいですが、タヌキにとっては殆ど身動きが取れず堪らないかも知れませんね。
館内は鳥小屋の匂いが充満していて、多種多様な珍しいニワトリが飼育されています。
これは軍鶏(シャモ)ですね。
そして見ておきたかった尾長鶏。
尾長鳥は突然変異などで尾羽が抜け落ちずにどんどん長くなっていった品種を改良したものだそうです。
しかし普通にその辺で飼育すると尾羽にキズがついてしまうので、写真のようなケージに入れて飼育するそうです。
尾羽が長くなってしまったばかりにずっとケージの中だけで過ごさなくてはならない、と言うのもちょっとかわいそうな気がしますね。。。
(それを言ったらブロイラーだって同じようなものですが。。。)
これは別の尾長鶏。
上に書いたような感情論はさておき、こうやって見るととても美しいですね。
案外本人はこんなに尾羽が長くなっている事は分かっていないかも知れませんね^^;)
さて、時間は14時を回った所です。
今回の観光でもう一箇所回っておきたかったかずら橋ですが、なんとかぎりぎりでいけそうなので、急いで行ってみる事にします。