お台場ぶらり散歩とライブ鑑賞　-　２（2012/08/05）

それからまもなく橋を渡り終え、お台場海浜公園の一番端の部分に降り立ちました。
時間が昼近かったので、コンビニで軽食を入手して台場で食べようと思ったのですがコンビニの看板が見当たりません。
橋のたもとにタワーマンションが２棟建っているので近くにコンビニの一つもありそうなのですが。。。

ということで、橋の詰所に居たおじさんに聞いてみると、５０ｍくらい先に有ると言います。
看板も見当たらないし、本当にあるのかなぁ、などと思いつつおじさんにお礼を言ってその方向に歩いていくと、すぐに「まいばすけっと」がありました。
一般的なコンビニではなかったので、看板を見落としていたようです。

見てるようで案外見ていないもんだなぁ。。。

いくつか惣菜を買い込んで、いざ第三台場へ。

台場へ続く道は木々が生い茂る遊歩道になっていて、いい雰囲気をかもし出しているのですが、海水が汚れているのか流れてくる潮風が異様に臭くてこんな中で食事をするのかと思うと、少し憂鬱になりました。

台場との接続部分は築堤に上がる木の階段が取り付けられていて、それを登ると程よく下草が刈られた感じのよい広場が見えてきました。

それはさておき、肝心のベンチが見つかりません。。。
周りには上半身裸になって寝転がっている人も居るのですが、みんなレジャーシートやベンチを持ち込んでいます。

仕方ないので適当な木陰を探してそこで食べる事に。
レジャーシートをもって来るのを忘れたので、スーパーのビニール袋を尻に敷いて、リュックをテーブル代わりにしての昼食です。

まぁ、どんな場所でも気にせず食べられる性分なので別に気にならないのですが、肝心のお弁当は全体的に残念な感じで、いまいち不満足な昼食でした。。。

それはさておき。。。
味は残念だったものの、腹はそれなりに膨れたので午後の行動開始。
まずはこの第三台場の探索から。

まず最初に台場の縁を一周しているときに見つけた砲台跡。
後で調べてみたところ、これは当時のものではないとのこと。

後の時代になって必要に迫られて設置されたものなのか、それともただのレプリカなのかは資料に当たれなかったので分かりません。。。

再び中央方向に目をやると、くぼんだスペースとなっていて、かつてここに色々な設備があったようです。真ん中あたりに見えるコンクリートの塊が整然と並んでいる場所が元の陣屋跡だそうです。

踏み跡を辿って下に降りてみると、意外と下草に丈が有って、ヒザ下くらいまで隠れてしまいます。
藪漕ぎに比べたらなんと言うことのないものですが、半ズボンのいでたちでしかも虫除け対策をしていない原付にとってはちょっとひるんでしまう場所です。。。

大きさは野球場くらいでしょうか。
向こうに見えるタワーマンションのせいで、今居る場所が手入れの行き届いた公園のようにしか見えません。

ここがかまど跡。
ここも江戸時代からあるものではないらしいですが。。。

レインボーブリッジから見えた、台場の北側の桟橋のところに行ってみたいと思って、背後の雑木林へ足を踏み入れてみると、思いのほかこちらの方が下草がなくむしろ歩きやすくなりました。

入ってすぐに水場のようなコンクリートの構造物がありました。
柱にはいくつか塩ビ？の穴が開いていて、その下はシンク状になっている流し場のような構造物なのですが、江戸時代に水道が通っていたとも思えないし、その後キャンプ場などになっていたとかといった話も出てこないので、何とも謎な感じです。

更に分け入って奥のほうへ入っていくと、視野の隅のほうで何か動くものを感じたので振り向くと、そこに居たのはサギ。

原付の姿に気付いているのか気付いていないのか優雅に歩き回っています。
邪魔してもしょうがないので、そっとそこから離れて、裏側に回ると、空が少し開けてきました。

そこにもキャンプ場の炊事場のような施設の残骸がありました。
写真には撮りそびれたのですが。。。

で、そこを抜けていくと、通路上に石垣が切れている場所に出ました。
その向こう側に桟橋が見えていますが、残念ながら門が設けられていて硬く閉ざされていました。

まぁ、そりゃそうか。。。

そんな訳で、大体一周して一通り見て回ったので、お台場探検はひとまず終了。
ここから有明のそなエリアへと向かうわけですが、混雑しているゆりかもめに乗ってもつまらないので、歩いていくことにしました。

その距離感をちゃんと認識しないまま。。。