伊豆大島上陸【12】(2014/03/08)

夕食はせっかくなので、土地の名物を食べてみたいところ。とりわけ波浮でありつけなかったべっこう寿司はぜひともゲットしておきたい一品だ。
べっこう寿司のお弁当は大島第一中の近くにある「さむかわ食品館」という店にあるそうで、店は町の中心から岡田方向に2、3分の場所にある。

店に入って真っ先にお弁当コーナーに行くと、べっこう寿司発見!
良かった、まだ残ってた。

4貫のものと8貫のものがあり、今回は味見ということで4貫の方にしてみた。
4貫で500円。大関寿司の2800円の方が何貫あるかはわからないが、それに比べたら気軽に試せる値段だ。

それから食材などを漁っていくつか購入、少し物足りなかったので元町の集落の中心部にある、「スーパーベニヤ」という店にも行ってみたのだが、ここは惣菜類のレパートリーが少なかったので店員に聞いてみたら、用意しているけど売れ行きが良くて大概午前中に売り切れてしまうのだそうだ。
仕方ないので、お惣菜を適当に買ってお茶を濁すことに。ついでにサラダホウレンソウが安く売られていたので、サラダを作ってみることに。

それから、伊豆諸島の名物といえば、なんと言ってもくさや。火を通すときに立ち上る異臭はかなり強烈で、島内の飲食店でも提供していないところもあるほどだ。

自分が小学生のころ、授業中に突然教室内に何とも言えない臭いが立ち込め、教室内が軽くパニックになったことがある。当時は区内の小学校に通っていたので、近所に汲み取り便所の家などあるわけもなく、当然バキュームカーが来ることもないわけで、誰か漏らしたヤツがいるんじゃないかと騒ぎになったのだが、もちろん、その犯人は近所の人が焼いていたくさや。

その時の臭いが今でも鮮明に浮かんでくるくらい印象深い事件だったので、自分的にくさやは素人が手出ししてはいけない食べ物だという認識なのだが、そんなくさやをぜひとも一度賞味してみたいとカミさんが言うのだ。
まぁ、食べると病み付きになる味だというし一度くらいチャレンジしてもいいかな、とも思うのだが、マンションである我が家のコンロなんかで焼いた日には近所の人に通報されかねないし、禁断の扉を開けて病み付きになってしまうのが怖いというのもあって、それはちょっと難しいんじゃない?と言うと、どこから見つけてきたのか真空パックの既に火が通されたくさやを見つけてきた。

なるほど、確かにこれなら電子レンジで暖めるだけなので臭いはそんなに出ないように思う。
ということで、島の土産に一つ購入してみることにした。

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流石に自宅で調理するのはカミさんも気が引けたのか、実家に持っていってみんなで食べるつもりらしい。

ちなみに両店とも急いでいたせいか写真を撮り忘れてしまった。。。
食材の調達も完了し、続けてお風呂へ。

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この温泉は男女混浴なので水着着用なのだが、水着は持ってこなくても受付で無料で借りることができる。自分は人が着た水着を着るのに抵抗があったので持参してきたのだが、カミさんは別に気にならないと言っており、レンタルで済ますそうだ。

受付でその旨を伝えると、受付のおばちゃんが別のおばちゃんに「例のかっこいい水着持ってきて。」と言って出てきたのは黒い水玉の水着。まぁ、シックといえばシック、かっこいいと言えばそんな気もするが、どうなんでしょ?

脱衣所は男女別なので、いったん別れて男性用の脱衣所に入ったら足元がびちょびちょで、
靴下を思いっきり濡らしてしまった。。。
いくらだらしない人が雑に使った後だとしてもここまで水浸しになることは普通ないだろう、と少し腹を立てながら中に入ってみたら、脱衣所の一画にシャワー室があり、カーテンで仕切られた向こう側から、浴びている人の水が外まで漏れてしまっているのが見えた。

もう少しまともな設計は出来なかったものか。。。

まぁ、濡れてしまったものは仕方がない。とりあえず着替えてシャワー室で体を軽く流す。
外に出ると、山から吹き付ける風が濡れた体にモロに当たって・・・

寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い!!!!
小走りで湯船に走ってお湯にザブン。温かいお湯が体をじんわり包み込んで極楽至極。
しばらくするとカミさんも合流。

混浴って言ったってどうせお年寄りばっかりなんでしょ?と思ったら、意外に妙齢の女子も混じっていて、何気に目の保養になりますわいw・・・いや、目のやり場に困る。

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人が少なければ写真を撮るつもりだったのだが、この状況で写真なんか撮ったら手が後ろに回ること請け合いなので、入る前に脇の浜から撮ったサンセットの写真でご勘弁。
相模灘の向こうに伊豆半島が伸び、太陽は下田の辺りに沈み、それに伴って空も徐々に暗くなって、伊豆半島にもちらほら灯りが点いているのが見えるようになってくる。

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ちなみに富士山のシルエットもかすかに見ることができた。
以前、富士山に登った時に山頂から伊豆諸島の島々が一望できたことを思い出し、あの一番上にいたんだなぁ、とあの時の感動を反芻してしまった。

湯船は「U」の字型になっていて、入口に近い方は人が沢山入っていたので、遠い方に入っていたのだが、入口付近の人たちは団体客だったようで、ほどなくぞろぞろと上がっていって、一気にガランとなった。移動してみるとこっちの方が全然温かくて混んでた理由が良く分かった。

お湯の吐出し口の近くに移動すると、地元のおじさんが、それ飲めるよ、と教えてくれた。
試しにひとくち口に含んでみると、しょっぱいという程ではないものの、塩気が感じられたので、水に海水が混じっているのかもしれない。

やがて空が完全に暗くなり星空が広がってきた。それを眺めながらの入浴はなんともぜいたくなひと時だった。

長湯をしたせいか無性にアイスが食べたくなったので、風呂から上がった後、再びベニヤに寄ったのだが、アイスを物色しているうちに目移りしてしまい、気が付けば食後のデザートを買っていた。

まぁよくあることだw
宿は朝イチに場所を特定しているので迷わず到着。

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入口をくぐると田舎の旧家のような広い玄関があり、うす暗い蛍光灯に照らされたなんだか妙に懐かしさを感じる空間だった。
程なく奥から女将が出てきて館内設備の説明があり、それから部屋へ案内された。

Posted by gen_charly