北陸ドライブ2014【1】(2014/11/01)

11月最初の連休は弟一家の暮らす金沢へ遊びに行ってきた。
まぁ、金沢を訪れた時の記事は過去に何度か書いているし、どこでもそうだが、子供のいるウチに行くとどうしても子供が主役になってしまうので、今までの様にあまりあちこち回れなかったが、ダイジェスト的にまとめて置こうと思う。


2014/10/31

3連休の初日ともなれば高速も渋滞するだろうということで、例によって前日の晩に自宅を出発したのだが、前日は10月の最終日だったので締め処理で帰宅が遅くなり、結局0時を回ってからの出発となってしまった。
出来れば上信越道まで進んでおきたかったので、ノンブレスで関越を爆走し、3時近くになって東部湯の丸SAに到着。


2014/11/01

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少し仮眠をとって9時過ぎに出発、またひたすら北進。昼前に富山の有磯海SAで小休止。
弟一家はみな休日出勤のある仕事をしていて、この日自宅にいるのは弟の奥さんと子供だけとのことだ。
子供たちの面倒を見るのだけでも大変だろうに、自分らが無遠慮に訪ねて行ったら気を使うだろうと思い、みんなが帰宅する夕方に到着するよう、それまで途中で時間をつぶしてから行くことにしている。

時間つぶしでどこに行くかはノーアイディアだったが、SAで貰ったパンフに新湊にある新湊大橋が橋の下を歩行できるという記事を見つけた。
新湊への経路となる高岡はコロッケの消費量が多いとかで、それならついでに美味しいコロッケも食べよう、ということでまずは新湊を目的地に定めた。

高速を降りて新湊大橋へ向かう車中で、カミさんにコロッケの有名店などがないか調べて貰ったのだが、高岡はコロッケの消費量こそ多いものの、特にそれを売りにしている訳ではないらしく、名店的なものも存在しないらしい。

それなら、なにか他のグルメがないか更に調べて貰ったら、隣町の氷見市の氷見うどんが有名だという記事を見つけた・・・のだが、これまたこれといった特徴がないのが特徴、というなんだかモヤモヤする結果しか得られなかった。

ちょうど昼時で少し腹が減っていたのだが、まぁ、橋の近くに行けば食事できる店の一つもあるだろうということで、そのまま橋へ直行した。

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新湊大橋のたもとはちょっとした公園のようになっていて、岸壁の一画には海王丸という船が展示されている。
また、ここから富山湾と市内の川を巡るクルーズ船が就航しているらしく、一周1500円で乗れるらしい。
所要時間を見たらちょっと長かったので、乗らなかったが。

待合所の目の前に「本日の撮影は中止です」というカードを掲げた人が立っていた。
何の撮影かその人に尋ねてみたら、インドの「Work Like Fire Kumaru(炎の男クマルのように働きなさい)」という映画の撮影らしい。

その映画が日本で公開されるのかは分からないが、どんなストーリーなのか少し気になる。
インド映画といえば、なんかやたら踊るイメージがある。そういう映画の中で唐突に新湊の風景が出てくるのであれば、見てみたい気もする。

それはさておき、広場の中には食事処があるにはあったのだが、いまいち食指が延びなかった。。。
橋の対岸に琴線に触れる店があることを期待してまずは渡ってみることに。

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橋はたもとに駐車場があり、エレベーターで上がる所は東京ゲートブリッジと同じだ。
東京ゲートブリッジと異なるのは自転車でも渡れるところ。 そして対岸側でちゃんと降りられることだ。

自転車が載せられるよう、エレベーターはかなり大きめのサイズになっている。

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エレベーターから降りると、対岸へ向けてタイル張りの通路が延びている。
小綺麗ではあるが、通路の両側にアクリルのプレートが取り付けられており、思ったより見晴らしは良くない。

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プレートが斜めに取り付けられているおかげで、海面方向は良く見えるのだが、遠くの景色は見づらい。
ついでに、かなり高い所を通っているので、高所恐怖症の人はつらいかもしれない。

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まぁ、冬になれば雪も降るし海沿いだから強い風も吹くということか。
そんなシビアコンディションでも安全に渡れるというのは、どっかの橋と違って実用的に使う上で大切なことなのだろう。

ちなみに歩道は車道の下に設けられているので、当然車の姿は見えないのだが、トラックなどが通りかかると橋が唐突に揺れるので地味に不快だった。

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そうこうするうち、反対側に到着。同じようにエレベーターがあるので、下に降りてみた。
が、予想に反して周囲は住宅地になっていて、当然、食事処やスーパーすらもなかった。

やることがないので、とんぼ返りで越ノ潟側に戻ってきた。
なんだか、観光のつもりで来たら大して面白くない橋だな、と思った。天気が良ければまた違うのだろうか。

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越ノ潟の橋のたもとには、万葉線の終点の越ノ潟駅があるので、ちょっと立ち寄ってみた。
駅は鄙びたローカル線の終点という風情だ。駅の目の前に対岸へ渡る渡し船の乗り場があり、無料で乗れるそうだ。
この船で渡ったほうが楽しかったかもしれない。。。

そんな鄙びた駅の周りに似つかわしくない大勢の人だかりがあった。
最初は渡船の乗客かと思ったが、万葉線の電車が到着すると彼らはぞろぞろと電車に乗り込み、そのまま出発してみんないなくなってしまった。

で、車に戻ったのだが、まだ昼食にありつけていない。港の近くの食事処に行こうか逡巡したが、どうにも食指がのびず、市内のほうに行けばもしかしたら店の一つもあるだろうという事で、街へ向かうことにした。
これといった外食産業のない街でも役所の近くにはそれなりに定食屋とかが有ったりするものだ。

Posted by gen_charly