お伊勢参りと三河湾の離島めぐり【１２】（2015/04/29）

カミさんを回収し、今回の旅もいよいよ終盤、最後は豊川稲荷にやってきた。

東海地方の鉄道に関する本を読むと、よく豊川稲荷の名前が出てきていて、その名前はずいぶん昔から知ってはいたが、訪れてみると想像以上に大きな寺だ。ん？寺？？

・・・稲荷というから神社だとばかり思っていたが、ここの稲荷は寺なのである。

敷地は広く、参道に沿っていくつものお堂が建てられていて、一つ一つ見て回ったら１日つぶれてしまいそうなほどだ。

中でも圧巻だったのは、「霊狐塚（れいこづか）」（またはきつね塚）と呼ばれる場所で、夥しい数の狐の石像が祀られている。聞くところによると１０００体以上あるそうだ。

これらの石像は願いが成就した人が奉納したものだそうで、金運アップのご利益があるのだとか。

お稲荷さんの外に出ると、門のすぐ脇においなりさんを売っている来恩という店があった。
きつねが祀られる稲荷の門前でいなりを売るらいおんとか、もう何が何だかｗ

大葉天ぷらいなりというのが名物らしいが、売り切れとのこと。傍らにあったわさびいなりを買ってみた。

わさびの茎が鼻に刺激。うまい。

で、最後に市内の「本宮の湯」で汗を流したら、今度はいよいよ本当の帰路である。
帰りは思いのほか順調だったが、都心に入ったところで事故渋滞に巻き込まれてしまった。

まぁ、それでも日付が変わる前には帰宅することができた。

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様子を見ながら、とはいえ、なんだかんだ言って身重のカミさんを５日間にわたって振り回してしまった。幸い、子供は無事に誕生してきたが、もう少しいたわるべきだったかもしれない。
青ヶ島行きが中止となったことはとても残念だが、島巡りとお伊勢参りが果たせたので、これはこれで有意義な旅行だったと思う。

子育てが始まったので、これまでのような趣味を前面に出した旅はおそらく当面お預けになると思うが、子供が大きくなったらいずれ再開して、子供もこの道に引き込みたいと思うｗ

(おわり)