長野で忍者になる【２】（2020/10/18）

昼食を済ませ、午後はチビの時間。
ネットであれこれ検索して、戸隠のチビッ子忍者村、というところに行ってみることにした。

長野市街からバードラインの急坂を登って戸隠方面に。
いつもなら戸隠神社とか立ち寄るところだが、すでに昼を回っていてあまりのんびりしていられないので、まっすぐ忍者村に向かう。

戸隠神社の鳥居を横目に細いわき道を心細くなりながら進んでいくと駐車場がある。
そこそこ来園者があるようで結構車が停まっている。

チビは、名古屋城で忍者ショーを見たらしい(自分は仕事してた)のだが、それ以来忍者ブームが訪れている。
忍者村に行くと聞いてワクワクしているようである。

入場は大人５００円、子供２３０円とお手頃。
園内に入って、まずはレンタルの忍者服に着替える。

ピンクの忍者服がなかなかサマになっている。スニーカーが若干浮いているが。。。
さて、この忍者村はいわゆるアスレチックランドである。４歳児には若干早いきらいがないでもなかったが、近所のアスレチックを数多くこなし、アスレチック破りの異名を持つ(持っていない)チビなら、まぁ、半分くらいはクリアできそうだ。

ということで、早速。
親は基本撮影に徹する感じだ。もちろん付き合って一緒に行ってもよいのだが、それでは終わった後の達成感が低くなると思うので、出来るだけ一人で制覇させる方針である。

とはいえ、ハードそうなやつは同伴するつもりだが。

昇天の術は余裕でクリア。

こんな感じのところも難なくクリア。

水ぐもは足元の浮舟がロープから離れてしまって一頻り往生していたが、綱を手放さなかったおかげで、無事リカバリ。

こんな高い所も余裕である。

全てのアトラクションをクリアし、ミッションコンプリート。
半分くらい出来れば御の字と思っていたが、全部やり切ってしまった。お主、やるな。

入口の近くに遊戯施設があるのだが、そこの手裏剣的当てがアスレチックをする前から気になっている。折角だからチビにチャレンジさせてみたい。だがあまりやりたそうにしていない。体を動かすのは得意だが、物を投げたりするのは苦手らしい。

的当ては入場料とは別に遊戯料が必要となるが、いい機会なのでカミさんがチビのケツを叩いてチャレンジさせて見ることにした。

スタッフが気を使って的をだいぶ手前に移動してくれた。だが当たらない。一回目は全部外れ。。。
投げた手裏剣は的には当たるのだが、そもそも投げるときに手裏剣をちゃんと立ててないので、斜めになったり真横になったりして落下してしまう。

テンションがダダ下がりになる。まぁ、なるわな。でもアドバイスを聞かないのじゃ、ウチの子は。。。

見かねたカミさんがもう一度チャレンジさせたら、最後の一個がどうにか刺さってくれた。
お土産にもらったのはゴム製の手裏剣である。よかったね。

一回目でダダ下がりになったテンションはそのお土産によって１００％回復。現金なものだｗ

 

それから、忍者屋敷のようなところで遊んだりして夕方になったので退館。
程よくその気になれて、体も動かせる。それでいてお手頃価格。地元にもこういう所があればいいのになぁ、と思うくらい、良い施設だった。

さて、今回のドライブもぼちぼち終盤。
忍者村コンプリートの労いに、小布施の桜井甘精堂のモンブランを買いに行った。

２０１０年に長野を旅した時もここで買ったが、当時と変わらず混雑している。
カミさんが頑張って２０分ほど並んでゲットしてきた。

今回はモンブランとシュークリームにしたそうだ。
我が家のルールに従い、３等分にして食べる。相変わらずうまい。

で、最後にひと風呂。近くの小布施温泉穴観音の湯でいただいた。
露天風呂から長野盆地を見下ろすことが出来て絶景だった。
もちろんよく温まるいい湯だった。

風呂から上がって、カミさんたちが戻ってくるまでの間、たいてい車で仮眠するのだが、車に戻る途中、ふと空を見上げたらなんか光るものがゆっくりと天空を横切っているのが見えた。

速さは高高度を飛ぶジャンボ機位のスピードだったが、飛行機と違って点滅していない。ＵＦＯか？と一瞬考えたが、たぶん人工衛星だろう。
空気がきれいでよく晴れているときには、夕暮れ時に肉眼で見えることがあるそうだ。

何だろうなぁ、と思いながら見ているうちに向こうの山に隠れてしまったので写真は撮っていない。撮っても映らない気もするが。。。
そのことをカミさんに話したら大層悔しがってた。

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思い付きの一泊旅行にしてはなかなか楽しめた。
長野は行くたびにいい所だなぁ、と思うのだが、たぶん冬は寒いのだろう。冬に行ったことがないので分からないが。
冬がもう少し温暖なら移住したいなぁ、と思うくらいにはいい場所だと思っている。