四国初日の出【3】(2007/12/31)

元々この路線は牟岐と高知の後免までの間を結ぶ国鉄阿佐線となる予定の路線だった。両方向から建設が進められたが、建設途中で工事が中止されたため未成線となってしまった。建設が進められほぼ完成に近い状態となっていた区間を活用して、地元自治体によって設立された阿佐海岸鉄道および高知県側の土佐くろしお鉄道が建設を続行して開業させたものである。
高知県側はある程度まとまった沿 ...
四国初日の出【2】(2007/12/31)

食後に腹ごなしを兼ねて徳島駅に行ってみた。
徳島には電車が走っていない、という有名なトリビアがある。大抵の県は電化路線と非電化路線のどちらも存在するが、徳島県内のJRの路線はすべて非電化なのでディーゼルカーしか走っていない。非電化路線といえばローカル線の象徴みたいなものなので徳島駅も鄙びた駅なのだろうと勝手に想像していたのだが、来てみたら意外や意外、めっちゃ立派な駅ビルが ...
四国初日の出【1】(2007/12/31)

自分は以前から年末年始になると初日の出を見に行く旅に出ている。恒例化したのは2000年頃からだったと思う。当時はソロか友達と一緒に伊豆とか房総くんだりまでドライブして初日の出を見て帰って来るだけ、というようなささやかなものだった。
それからカミさんとお付き合いするようになって、2004年の年越しには南紀方面へ遠出をした。この旅は自分の旅スタイルに新たな地平を切り拓くものとなった。 ...
大阪出張2023【2】(2023/07/30)

高安山の辺りは標高400mほどだそうだ。標高は100m上がると1度下がるらしいので4度ほど下がっている筈。確かに麓と比べたら幾分の涼しい気がするが、麓が35度とかそういう気温なのでここでも31度。焼け石に水だ。。。
駅舎はこんな感じ。特に特徴的な部分はない。
さて、今回なぜここへ来ようと思ったのかと言うと、大阪近郊のローカル線に乗ってみることを思いついて道 ...
大阪出張2023【1】(2023/07/30)

前回の太地、伊勢、浜松の旅行記でも軽く触れたが、旅行から帰ってきて2日後には大阪へ出張である。作業日は7/29、30の2日間。とはいっても実質的な作業は29日に終わる予定で30日は予備日となっている。
で、首尾良く29日で作業完了となり翌日の予備日は解放となった。30日は土曜日である、帰りの新幹線は座席確保の兼ね合いから18時の便を予め手配してあったのでそれまで自由時間となった。 ...
多摩・神奈川(2010/05/22)

カメラを新調してからというもの撮り鉄が止まらない。週末に予定が入っておらず、かつカミさんがどこかへ出かけたりする日は、大抵カメラを持ち出して近場の鉄道の撮影にいそしんでいた。
この日もそんな日だった。
自分は東京の東部に暮らしているが、それ以前は長らく京王線沿線で暮らしていた。だがその当時は撮り鉄を封印していたので鉄道写真は殆ど撮影していない。その間毎日のように乗車してい ...
八ツ山リターンズ(2010/05/05)

5月5日と言えばこどもの日だが、我が家には子供がいなかったのでただの連休である。この年はGWこれと言った予定を入れていなかったので、カミさんが出かけて不在の日を使って半日ばかりブラブラすることにした。このところ半日しかブラブラしていないのは昼前まで寝ているからである。。。
2010/05/05
まず向かったのは新橋駅。ゆりかもめの車両の写真がまだ撮れていなかったので1 ...
茨城・千葉(2010/05/01)

今回は茨城方面の鉄道写真を撮りに出かけることにした。いつもは車で現地まで行ってしまうことが多いが、今回は久しぶりに乗り鉄で散策することに。
2010/05/01
まずはつくばエクスプレス。2006年に開業した新しい路線だが、都内は殆どが地下区間であるうえホームドアが設置されているので車両の全貌が見づらい。
そこで今回は埼玉以遠の地上区間まで乗ってホームの端 ...
奄美大島上陸【17】(2007/09/23)

ではよく見ていてくださいね、とスタッフが説明しながら真ん中の仕切りを持ち上げる。
飢えていたマングースは何のためらいもなくハブにとびかかって首根っこに噛みついた。一瞬の出来事でカメラを構えて待っていたのに追いきれなかった。。。
もっと対峙してにらみ合って、みたいなことをやるものだと思っていただけに完全に出鼻をくじかれてしまった。
猫が ...
奄美大島上陸【16】(2007/09/23)

魚影は薄かったがとりあえずやり切った。残り半日。
で、いよいよ最後の観光である。奄美大島に来てこれを見ずに帰れるか、という物を見に名瀬へと戻ってきた。まだ島北端の笠利崎へ行けていないが、そっちまで足を伸ばす時間が無くなってしまったのでやむなくパスである。
かつて沖縄や奄美観光の目玉であったハブとマングース ...
奄美大島上陸【15】(2007/09/23)

2007/09/23
1日ぶりに宿の布団で足を延ばして眠った。相変わらず狭いし蒸し暑かったが、足を伸ばして眠れるだけで寝心地の良さは段違いだった。
しっかり熟睡して気持ちの良い朝を迎えることが出来た。
カミさんのふくらはぎの虫刺されは相変わらず赤みを帯びているものの、医者に行く前と比べたら大分腫れが引いてきた。
医者で貰った飲み薬を服用 ...
奄美大島上陸【14】(2007/09/22)

さて出発。道の駅からは国道58号をひたすら北上。ぼちぼちレンタカーの返車時間が近づいてきている。この先は名瀬の市街までこれといった見どころもないので一気に進んでそのままレンタカーを返却しておくことにした。
車を借りるときに、返車前に空港近くの所定のガソリンスタンドで満タン給油して、レシートにハンコを押してもらってきてください、と言われている。だが、はあそうですか。と素直 ...
奄美大島上陸【13】(2007/09/22)

国道まで戻り名瀬方面に暫く進むと車窓にマングローブ林が見えてくる。
昨日カヌーを漕いで進んだのが多分このあたりだ。車を寄せて少し眺めてみたが視線が違いすぎて具体的な場所までは特定できなかった。
そこからあと百mも行くと道の駅奄美大島住用がある。そちらの方に視線を向けると小高い丘の上に展望台があるのが見えた。あそこならこのマングローブ林をもっ ...
奄美大島上陸【12】(2007/09/22)

再び頂上まで上がってきたら、予想どおり雲が晴れて遠くのほうまで見晴らすことができた。
写真は阿木名集落の方向を写したもの。阿木名集落は古仁屋から山ひとつ隔てた名瀬寄りにある集落だ。
大島海峡。左から奥にかけて延びる陸地が加計呂麻島である。
同じ配置で少し違うアングルから。奥の方が北になる。
古仁屋市街。こうしてみるとかなり密集していて ...
奄美大島上陸【11】(2007/09/22)

2007/09/22
昨晩の車中泊は恐ろしく寝苦しく殆ど眠れなかった。夜半過ぎから降り続いた雨は明け方には小降りになり、目を覚ます頃には時折青空が見えるくらいまでに回復した。といっても唐突にパラパラっと降ってきたりする辺り南国っぽい。
それはさておき、狭い車内での仮眠ですっかり体が凝り固まってしまったので、ストレッチを兼ねて車外に出てみた。
ふと ...
奄美大島上陸【10】(2007/09/21)

ぼちぼち戻りのフェリーの時間が近づいてきたので瀬相港へ戻ることに。実久にまだ行けていないが諸鈍から結構距離があり、今から訪問したらフェリーの最終便に間に合わなくなってしまうので訪問は諦めざるを得なかった。
行きにかかった時間を考慮して諸鈍を出発。だが戻り道はダンプと全くすれ違わないまますんなりと瀬相港に着いてしまい、逆に30分ほど時間ができてしまった。港の周囲にはこれと ...
奄美大島上陸【9】(2007/09/21)

とりあえず諸鈍へ向けて車を走らせた。道は大和村や宇検村辺りの県道よりもさらに一回り狭い。ほぼ一車線しかない道が海岸と山肌に沿って続いている。しかもそこかしこで補修工事が行われていて何度も足止めを食らう。そしてその現場を行き来するダンプも多い。細い道のカーブの向こうからダンプがぬっと現れると流石にドキドキする。神経をすり減らしながらの走行だった。
で、どうにか生間に到着。 ...
奄美大島上陸【8】(2007/09/21)

それはさておき、ここまでどこか海に入れそうなところがないかチェックしながら進んできたのだが、遠浅でひと気がなさそうな海岸というのが案外見つからず、ズルズルと宇検村まで来てしまった。助手席のカミさんも早く入りたくてウズウズしていたが、なかなか海に行かないのでもはや諦めかけている。
地図で見るとこの半島の北端に船越海岸という所があるようなので、そこに行ってみてダメなら今日は ...
奄美大島上陸【7】(2007/09/21)

2007/09/21
奄美大島3日目。昨日までは様々なアクティビティを終日詰め込んでいたが、今日から残りの日程は気ままに島内散策などをして楽しむことにしている。カミさんがどこかでスノーケリングをやりたいと言っているので、よさげな海岸があったらそこで少し海と戯れる時間も取りたいと思う。
準備を済ませたらレンタカーに乗って出発。奄美大島は北東→南西に長い島だ ...
奄美大島上陸【6】(2007/09/20)

鶏飯に舌鼓を打って満腹になったところで午後のアクティビティだ。
午後は金作原(きんさくばる)と呼ばれる原生林の中をMTBで走るツアー。腹ごなしに丁度よさそうである。
自分は昔から自転車に乗るのは好きだったので(と言ってもサイクリング部に所属するようなレベルではないが)、島で自転車に乗れるうえ、自分ではまず入り込まないような山道を走るというのだから興奮し ...