沖縄社員旅行2007【3】(2007/07/15)
「子供が滑れるんだから、自分たちが出来ないわけが無い!」
と分かるような分からないような決意で、アタックしてみると言ってます。
まぁ、そこまで言うならやってみなさいと、再び決戦の地へ。
カミさんよ、その勇気ある行動は決して無駄な事ではないぞ。原付のこの両目にしっかり焼付け、後世に伝えていくので安心して逝って来いw
(オレはやらないからね。。。)
ということでファーストアタック。
巨大な逆上がり補助台が背後に控えている鉄棒のようにも見えますが、とにかく異様です。
カミさんがポケットサイズのこびとさんのようにも見えます。
手を離すと、滑るというよりは落下すると言う表現がしっくり来るようなモーションであっという間に降下。
どうだったか聞いてみると、
「怖いの最初だけで結構面白いかも、原付もやってみなよ。」
あ、やっぱりやんなきゃダメ?・・・^^;;;)
という事で、原付も覚悟を決めて、滑り台へ。
上に立って改めて見回してみると、その高さは思った以上に高く、足下が全く見えない光景はかなりの恐怖を感じます。
恐る恐る鉄棒に掴まり、体を落としてぶら下がった状態になると、もう後戻りは出来ません。
覚悟を決めて落ちるしかありません。。。
意を決して鉄棒を放すと。。。
あちちちちっ!
考えてみたら原付は短パン姿だったので、程よく焼けた鉄板に生肌がこすれて泣きそうなほど熱い!Orz
摩擦が熱いのでよけようとバランスを取ったときに、足をくじきそうになりましたが、どうにかフィニッシュ。。。
そういえば看板に「ゴムサンダル、肌が直接触れる服装では滑らないでください。」って書いてあったような気が。。。Orz
滑り台のもつそれとは思えないスリル感。
でももうお腹一杯で食べれない~w
という事で2度目の挑戦をすることなく、現場を後に。
お腹一杯と言いつつリアル腹は着実に空腹を感じてきていたので、この辺でお昼にすることになりました。
今日の昼ごはんは以前の旅行で行く事が出来なかった、道の駅「かでな」。
タコライスとチーズバーガーが有名らしいです。
ここは米軍の嘉手納基地の滑走路に面した場所にあり、時間によって戦闘機の離陸や着陸を見ることが出来るスポットです。
原付はタコライスを、カミさんはチーズバーガーを注文。
カミさんのチーズバーガーは、そこいらのハンバーガー屋で食べるものと違い、サンドされていない状態のバンズと中身が皿に載せられています。
その大きさもアメリカサイズというか、かなりの大きさです。
ソースはお好みでかけるシステム。
結局カミさんは食べきれずに、原付が半分ぐらいおすそ分けして貰いました。
食べている間、戦闘機が離発着しないか様子を見ていたのですが、最後まで見ることが出来ませんでした。残念。。。
— ひーとぅ —
腹も満腹になったところで、午後のコース。
午後はB級スポットめぐりは一旦中断して、まともな観光をしてみたいと思います。
高速を使って名護方面へ。
今回も例年通り高速を降りたらまずは道の駅「許田」へ立ち寄り。
今回はソフトクリームはやめて、ジェラートをチョイス。
シャリシャリとした食感に舌鼓を打った後、売店の方も冷やかしてみることに。
店内では徳永英明の曲がテレビかラジオから流れていて、あ、復活したんだ~、などと思いながら名産品などを漁っていると、観葉植物が150円で売られていたので、サンセベリア(トラノオ)を一本ゲット。
更に隣接する鮮魚店にも立ち寄ってみると、相変わらず見慣れない魚が置かれていました。
さすが沖縄の魚は違うな~、と思いながら値札を見ると、、、
ヒートゥー(イルカ)。
鯨もウミガメも食べてきた原付としては、ちょっとしたものなら驚かない自信があったのですが、イルカにはたまげました。
後々調べてみたら、伊豆や南紀の方でも食べられているそうです。
意外と近い所で食べられている事が分かって、これまたカルチャーショック。
#原稿を書いていた当時はネットで仕入れた情報をみてこの原稿を書いていましたが、最近「ザ・コーヴ」という映画が公開されて一気にイルカ食が有名になりましたね。。。
流石に調理の仕方が分からないので、買いませんでしたが、いつか食べてみたいものですね。
さて、なぜ名護の方にやってきたのかというと、新婚旅行で沖縄の離島を巡って以来、少しでも沢山の島に足跡を残したいと思うようになり、今回も足跡を増やすために、本部半島の脇に浮かぶ屋我地(やがち)島とその先の古宇利(こうり)島に行こうと思っているからです。
流石に船や飛行機で行くような離島は、万が一戻れなかった時のことを考えるとリスクが高いので、車で手軽に渡れる島に行こうということで、白羽の矢が立ったものです。
ちなみに古宇利島で有名なものの一つにウニがあって、ウニ丼かなんかが有ったら食べようと思っていたのもあるからです。
ウニというと北海道のイメージがありますが、どっこい沖縄でもウニは取れるのです。
名護の先で屋我地島へ渡る橋への道に別れ、屋我地島へ。
屋我地島はそのまま素通りし、古宇利島へ渡る古宇利大橋のたもとで一旦休憩。
ここの砂浜も真っ白な砂のビーチで、すぐ脇に古宇利大橋が一直線に伸びている姿が一望でき、なかなかうっとりする光景です。
軽く一服程度の休憩を挟んで、いよいよ古宇利島へ。
島に入ると、道の両側に海の家や、磯料理の店に混じってウニののぼりが出ている店などが軒を連ねていました。
で、期待高まる感じで、適当に見つけた店に入ろうとしたら、既に売り切れて閉店していました。。。
二人とも他の店を探すのが面倒だったのと、それほど腹が減っているわけでもなかったのとで、結局ウニは食べずじまいで島を軽く一周して戻ってきてしまいました。
まぁ、原付的には島に足跡を残せたので結果オーライです。
で、時間もいい感じになってきたので、とりあえず今日はこのくらいにしてホテルに帰ることに。
一時間ちょっとでホテルに戻り、道の駅で買った観葉植物を洗面所のボウルに移してから、風呂に入りに行く事にしました。
沖縄本島には温泉が少なく、知っている限りで2軒しかありません。
うち1軒は健康ランド風で雰囲気が出なさそうだったので、もう一軒の方に。
#そっちの方がホテルから近いから、というのもあるのですが。。。
JAが経営する温泉で、名前は天然温泉アロマ。
こちらはこちらでどこにでもありそうなスーパー銭湯のような雰囲気の店ですが、こちらの方が新しくてなんとなく清潔そうw
道具を準備して店に入ると、一人1000円なり。
ちょっと高いような気もしますが、まぁ、許容範囲。
浴場もいくつかの湯船と露天風呂があって、多分掛け流しではないっぽいですが、ホテルでなかなか広い風呂に入れない事を考えれば必要にして充分。
最近ネットで調べてみたら、何でも一度閉店して最近また再開したらしいです。
新しくオープンした後の入場料は1500円になっていました。
日帰り風呂としては1000円でもかなり高いと思いますが、1500円もの強気の値段設定で大丈夫ですかねぇ。。。
小一時間程のんびり浸かって、帰りがけにスーパーで買い物。
そこで見つけたのが例のルートビア。
思い返してみれば、あちこちで見かけていたのですが、意識して見つけたのはこれが初めて。
ラベルをよく見ると、炭酸飲料と書かれており、アルコール飲み放題疑惑は解消。
#そりゃそうだよな。。。w
それならと一本試しに買って帰ることにしました。
他の料理も適当に見繕ってからホテルに戻り部屋で晩御飯。
もずくやアーサー汁、デザートのちんびんなど、一応沖縄を意識したチョイスです。
疑惑のルートビア、試しに一口飲んでみると。。。
うえっ!なんだこりゃ。。。Orz
メンソールが入っているのか、スースーとした風味で、有り体に言えばシップ味。。。
#シップを食べたこと無いけど。。。
カミさんにも一口飲ませてみると、カミさんもノックダウンw
「早くっ!水!水~っ!!」
ホテルの室内は軽く阿鼻叫喚の地獄絵図と化し、結局二人してギブアップしてしまいました。。。
なんだ、沖縄人や米軍はこんなシップ汁を旨いと言って飲んでいるのか。。。
シップは飲み物じゃないぞwww
これだったらドクターペッパーや冷やし飴ドリンクの方がまだマシだよ。。。Qrz
口直しにホテルの自販機でコーラを買ってきて、仕切り直し。
料理はスーパーで買った食材の割にはなかなか上等。
そんなこんなで食事も済ませて、後はぼんやりテレビを見たりしながら早々に就寝。