小笠原上陸 - 9(2008/09/13)

再びハシゴを降りて、直滑降のような階段を下りて分岐まで戻ってきました。
その少し手前にはワイビーチへの分岐があります。
ワイビーチまではわずか100mですが、写真の通りフラッシュを炊かないと写らないほど暗くなってきたので、行かずに戻ってきました。

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よく見ると、この看板のローマ字表記は「Wai Beach」となっています。
遊歩道の入り口の所にあった看板には「Y-Beach」と書かれていたので、表記の仕方が途中で変わっちゃったのですかね?
ちなみに、ワイビーチとはホワイトビーチが訛ったものなので、正確に表記すると 「White Beach」とするのが適当かと。。。

全くの余談ですが同じようにホワイトが訛ってワイになったものとして、一番有名なのはワイシャツです。
どうでもいいことですねw

歩いている時は道がどんどん暗くなっていくのが不安でそんな事を考える余裕もなく歩いていたのですが。。。
帰りは25分くらいでなんとか無事都道終点まで戻ってきました。

明かり(バイクのライト)がある所まで戻ってこれて、一気に緊張が解けました。

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途中の橋の上から向島が見えたので、夕暮れの一枚。
帰りはカミさんが先導して、原付はその後ろを走ってきたのですが、坂道を登るたびにカミさんのバイクからモウモウと吐き出される排気ガスにはちょっと参りました。。。

まぁ、そんなこんなで、何とか無事宿まで戻って来れました。

— 民宿 つき —

宿に着いて荷物を降ろして、明後日のドルフィンスイムをお願いしているCome・クルーズさんに電話連絡。

母島に着いたら連絡するように言われていたのですが、会社から借りてきたauの携帯も父島では頼りになる奴でしたが、母島では圏外の役立たずに成り下がったので、道すがら公衆電話を探してつつ走ってきたのですが宿に着くまで見つけられず、結局宿の食堂にあったピンクの公衆電話からCome・クルーズさんの携帯電話に連絡。

たまたま財布の中に10円玉が大量に入っていたのですが、さすがに相手は携帯電話だけに面白いように10円玉が飲み込まれていきます。

店の人によると、沖縄で発生している台風の影響で結構うねりが強いらしく、今日は南島上陸は中止になったそうで、「明日も厳しいかも知れません。」 とのこと。。。

まじっすか。。。
こっちはこんなに天気が良いのに、沖縄の台風の影響がこんな所にも出るなんて。。。
台風が弱まってくれるのを祈るしかないですね。

部屋に戻って一息ついている時に、ふと窓を見ると、オガサワラヤモリが。
よく見るとあちこちにへばりついています。。。

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ヤモリを写していたら、ちょうど晩御飯の時間になったので、下の食堂へ。
食堂に入ると、先におじさんが一人でビールを飲みながら晩御飯をつまみにしてテレビを見てました。

ご飯はセルフサービスになっていたので、食べる分だけよそって自分のテーブルで待っていると、料理が出てきました。

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ご覧のとおり、思いのほか料理の品数も多くびっくりです。
島の特産品というのはそれほど多くなく、それだけにこんなに立派な料理が出てくるとは思っていなかったので意外でした。

この料理の中の島の特産品は、一口カツに添えられているレモンと、黄色い鉢に盛られている島ししとうの煮物です。

レモンは島レモンで、ライムのようなきれいな緑色をしています。
すっぱさは殆どなく、でも香りはまさしくレモン。
島ししとうは甘露煮のような味付けになっていて意外な調理法でしたが、これもとてもおいしかったです。

食堂には徐々に人が集まってきました。
他のグループはみな男性のみのグループで、どうやらみんな観光ではなく工事などで滞在している人たちのようです。

となりのペンションが観光客向け、こちらの「つき」が滞在者向けって言う振り分けなんですかね。
原付は最初から「つき」指名で予約したのですが、どうりで、電話した時に宿の主人がちょっと怪訝そうにしていた訳だ。 。。 w

ビールを飲んでいたおじさんが話しかけてきました。
そのおじさんは小笠原方面専属の道路の設計の仕事をしているそうで、小笠原には20年前から30回以上訪れているそうです。

一度訪れると船の関係で4日は島に滞在することになるので、毎回仕事が終わり次第、最低一日は休暇にまわしているのだとか。
で、あちこち観光して回っているそうで、南島やドルフィンスイム、ホエールウォッチングなども体験したそうです。

全て会社の経費で。。。うらやまけしからんw

ドルフィンスイムも体験済みとの事で、どんな感じのツアーなんですか?と聞くと、

「まぁ、イルカがいれば一緒に泳げるよ。イルカを見つけたら船で近くに行って、『はい、海入って!』って合図があるから、それで海に入って、上手く見れなかったら一旦船に上がって来て、またイルカを見つけたら近くに行って、で、また『海入って!』の合図でまた海に飛び込んで、って繰り返すから結構疲れるよ。」

だそうです。
船酔い状態の原付にそんな事出来るんだろうか???

おじさんも明日の船で父島に戻るそうで、連絡くれれば飲みに行こう、と誘ってくれました。
時間的にどうなるかわからなかったので、一応合流できたら合流するということで、宿泊する宿を教えました。

ご飯を食べて腹いっぱいになった所で、風呂に入ることに。
風呂場に行ってみると洗い場が二人分あったので、水が勿体無いと思ってカミさんといっぺんに入ってしまうことに。

一般的に島というのは水に恵まれていない事が多いからなのですが、母島は割と水が豊富なのか、シャワーから勢い良くお湯が出て快適です。

風呂に入っていると、突然体が落ちるような感覚に襲われてちょっとあせりました。

どうやら陸酔いしているようです。
船の揺れに体が慣れると陸地に降りてからも暫くは体が揺れているような錯覚に陥るアレなのですが、こんなに間をあけて今頃感じるとは思いませんでした。

湯船も付いているのですが、お湯が入っていなかったので、体を洗っている最中にお湯を貯めて二日ぶりの湯船にも浸かれました。

風呂から上がって、湯冷ましを兼ねてちょっと夜のお散歩へ出てみることにしました。
歩いて2分ほどで今日母島に初上陸した沖港に出られます。
道には至る所にオオヒキガエルが鎮座していて、カミさんがビクビクしてますw

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夜の沖港のははじま丸。
こうやって見ると明るく見えますが、デジカメの夜景モードで10秒ぐらいシャッターを開いて撮ったものなので、実際にはもっと暗い所です。

島の商店なども夕方には早々に店じまいしてしまうので、殆ど人通りもありません。
その様子が20年位前の原付の地元とダブって見えました。
当時地元には24時間営業をするコンビニなどはなく、スーパーですら19時には閉まってしまって、あと明かりといえば街灯と自販機のみ、と言う感じだったのですが、でも、ほんの20年位前までは当たり前だったんですよね~。

自販機でコーラを買って飲みながら島の観光案内所に行ってみると、下船したときには気づかなかった大きなクジラのオブジェがありました。

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これも夜景モードで撮ってみたものです。
夜景モードでは上述の通り、シャッターを長時間開放するので、固定するものがないと当然の事ながらブレてしまいます。
三脚は部屋に忘れてきたのですが、幸いな事に上の写真の場所はカメラを固定するのに丁度よい場所だったので、なかなか綺麗な写真を撮ることが出来ました。

30分くらい散歩して宿に戻ってきました。
テレビをつけると東京でやっているのと全く同じ番組が放映されています。
でもCMでやっているものの殆どはこの島には全く関係のないものです。

なんだかとても違和感を感じました。。。
島の人たちはどんな気持ちでCMを見ているのでしょうか?

テレビを見ていたら今日の疲れが出てきたので、そろそろ寝ることにします。
明日は朝から北港の方へ行ってみたいと思います。。。

Posted by gen_charly