北東北の旅 - 9(2010/08/18)
そんな道を抜けながら、大潟村を後に。
大潟村を抜けると、もうそこは男鹿半島です。
遠くに寒風山が見渡せます。
その途中、見つけたデイリーストア。
偽物かと思いましたよ。。。w
その少し先に地域の観光案内所があったので立ち寄って、見所などを聞いてみると、
- 寒風山は辺りが見渡せて気持ちいいので、ぜひ行ってみてください。
- その先の八望台もいいところですよ。
- 温泉に入るなら、「ホテル帝水」か「きららか」 か「温浴ランドおが」がいいですよ。 帝水は海に面したところにあるので気持ちがいいですよ。
- さらに時間が有るならなまはげ館に行ってみてください。なまはげを体感できるので。
- 今日は本当にいい天気なので、ゆっくり回ってみてくださいね。
とのこと。
先週末に台風が通過して以降ずっと天気がすぐれなかったらしいのですが、今日は雲一つない快晴。
それならと、まずは寒風山に登ってみることに。
寒風山は350メートルほどの死火山。山頂付近に高木がなく360度のパノラマはなかなか壮観らしいです。
山頂まで道が整備されていて車であがることが出来ます。
頂上の少し手前の展望台に車を止めて、軽く一周することに。
噂に違わず、裏の山頂部分以外はさえぎるものが何もなく、周囲をきれいに見渡せます。
久々にパノラマ写真を作ってみました。
山頂には展望レストランがあって、そこまで道が取り付けられていますが、お腹も空いていなかったのでそこはパス。
今日は最終的に家まで帰らなければならないので、それを考えると、ここいら辺を出るタイムリミットは15時。
次の目的地、八望台へ。
八望台へは、なまはげラインを通ると一本道なのですが、どこかで道を間違えたらしく、ふもとの方まで降りてきてしまいました。。。
仕方ないので、迂回するように海沿いを進んで到着。
ここは、男鹿半島先端部分の真山と本山を遠望でき、ふもとに目を向けると、一の目潟、二の目潟を見ることが出来る場所です。
ちなみにこの一の目潟、二の目潟とその先の戸賀湾、ここからは見えない三の目潟は全てマールと呼ばれている地形で、地底のガスが爆発して開いた穴に水が溜まって出来たものだそうです。
ちなみにこの八望台という名前は高松宮殿下が命名されたそうです。
位置関係は下の写真もご参照ください。
整備された展望台を巡りつつ何枚か写真を収めて、そろそろいい時間なので、温泉にでも行ってみようと思います。
なまはげ館はカミさんが時間がある時にゆっくり見たいというので、いずれ改めてということになりました。
温泉は、先ほどの観光案内所で、教えてくれた3箇所が有るらしいですが、出来れば海沿いの景色の良い風呂につかりたい所。
が、その場所はここから若干離れているのと、ホテルの直営なので、料金が高めというのが有ったので、ここから一番近い 「温浴ランドおが」に決定。
八望台からすぐのところに有るので、あっという間に到着。
ここの風呂は、いわゆる単純泉らしく、風情はさほどありませんが、それでものんびりと浸かって満足です。
#やっと温泉らしい温泉に入れたw
もう少し入っていたいところですが、あまり長湯をすると眠くなってしまうので、ほどほどで上がって、休憩室で涼んでいると、カミさんも上がってきました。
風呂も入ったところで、ぼちぼち帰りのコース、と行きたいところですが、折角秋田まで来たので、もう一箇所立ち寄りしてみたいと思います。
— どこにでもあるトップバリュ —
次の目的地は矢島。
由利本荘から出ている由利高原鉄道の終点です。
秋田の南部にあるので、ある意味帰り道です。
ここからは2時間ほど掛かるらしいです。
ということで、とりあえず出発。
東北は交通量が少ないからか、国道では割と飛ばす車が多いので、ナビの予定時刻よりも早くつくと予想していたのですが、途中秋田の市街に入った所で若干渋滞。。。
参ったなぁ、と思って手元にあった地図を見てみると、ナビには載っていない高速道路が開通していることに気づきました。
どうにかインターを見つけて高速に入ると、割と快適に矢島の町までやってくることが出来ました。
しかも今年は、一部区間での高速無料化が始まっていた関係で、乗車区間は全て無料。すばらしい!
で、矢島駅に到着しました。
矢島駅には由利高原鉄道の車庫があるというので、やってきたわけですが、残念ながら、車庫は屋根に覆われていて外からはうかがうことが出来ません。。。
駅員に相談してみたところ、車庫を見せることは出来ない、ということだったので、諦めるしかなさそうです。
時刻表を見ると、あと20分ほどで列車がやってくるそうなので、それまでどうしようかと考えながら駅前の地図を見ると、割と近所にトップバリュがあるらしいので、そこで晩御飯の仕込をすることにしました。
#しかしトップバリュはどこにでもあるな~。。。
東京で見かけない菓子パンが有ったのでいくつか購入。氷も分けてもらっていたら、丁度時間になったので、駅へ戻ってみると、列車は入線していました。
これが由利高原鉄道のYR1500形。
「おばこ号」という愛称が付いています。
まぁ、これ以外に写す車両もないので、これにて終了。
ここから程近い羽後町の町役場には、かつて当地を走っていた羽後交通の車両が保存されている、ということでしたが、時間は既に17時を過ぎ、入場できなさそうだったので、今回はパス。
ということで、ここからは一気に東京へ戻ろうと思います。
ナビで設定すると、山形までは高速がなく、一般道を走ることになるそうです。
到着時刻は夜中の2時。
・・・・・・まぁ、そのくらいでしょう。
出発すると、道は走っている車も少なく、至って快適。
予想時刻がどんどん短縮されて、新庄の街に入る頃には30分以上短縮されていました。
それなら、折角だから一服休憩を兼ねて、新庄からの奥羽本線の標準軌の車両を撮ろうと駅に寄ってみることに。
駐車場で車を止めてドアを開けると、ホームのほうから発車ベルが聞こえました。
それはどうせ間に合わないから見逃すことにして、ホームへ入ってみると、お目当ての列車は、どうやら今発車して行った列車だったようです。。。
次の列車は一時間以上来ないということなので、結局撮れずじまい。
陸羽西線の列車を写してお茶を濁すことに。。。
その後は山形道、東北道、磐越道、常磐道と乗り継ぎながらかなり順調に東京帰って来ました。
(おわり)