南東北の旅 - 8(2012/08/12)

— 山形の広さを舐めてますた。。。 —

山形のB級グルメを一通り堪能できて、当初の目的は一通り達成です。
しかし、ちょっとのんびりしすぎてしまいました。
そろそろ出発しないと到着が遅くなりそうなので、須川温泉を目指して出発することにしました。

山形県内は南北方向の高速が余り発展しておらず、ひたすら国道13号を北上していくことになるのですが、ナビを距離優先で設定していたせいかいつの間にか旧道の方に入り込んでしまい、地元のノロノロ車の後ろをノタノタと付いていくハメに。。。

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そんななか丁度天童駅の近くまで来たので、少しだけ駅に立ち寄ってみることにしました。
時刻表を見るとあと5分ほどで列車がやってくるというので、入場券を買ってホームに降りると程なくやってきたのが701系

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この路線は元々奥羽本線という在来線でしたが、山形新幹線として東京から新幹線の直通列車を受け入れるよう改良されています。
一目見てすぐ気が付くところはレールの幅。

新幹線車両が入り込んでくるだけに、レールの幅は新幹線と同じ(1435mm=標準軌)で、これはJRの在来線としてはきわめて珍しいものです。
他線の車両は入って来れないので、当然車両も専用にあてがわれたものが使用されています。

列車が走り去るのを待って改札から出ようとしたときに、駅員が 「あと15分くらいで列車来るからそちらも見ていかれてはいかがですか?」と教えてくれました。

あと15分で列車が来ることは知っていたのですが、先を急がなければならない関係上次の列車は諦めて戻ろうとしたところだったのですが、駅員から見ていくことを勧められるという珍しいシチュエーションを無碍に断ることも出来ず、もう一本撮影していくことにしました。

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果たして15分ホームで時間を潰してやってきた列車はさっきとは違う719系の標準軌版で、駅員の勧めに従っておいて正解でした。

が、時刻は既に13時近く。
須川温泉まではまだ100キロ以上あり、とても夕方までには間に合わなさそうな雰囲気もあったのですが、行けるところまで行ってみようと13号線をひたすら北上。

途中、上山市に入ったあたりからひたすら続く田園風景の中に突如バベルの塔、では無く、どう考えてもこの場に不釣合いなビルが見え隠れし始めました。
近づくにつれそのビルがタワーマンションである事が分かりました。

どう好意的に理解しようとしても、住宅事情が逼迫しているようにはとても見えないこの田園地帯にこんなタワーマンションを建てる意味が分かりません。。。

写真には撮り損ねたのですが、帰ってきてから調べてみた所、このマンションは、スカイタワー41という名前で、千葉でユーカリが丘線なるモノレールを運行している事で知られる山万というデベロッパーの物件とのこと。

いかに場違いな物件かは、上のリンクを見てもらうと分かると思います。

当初はかなり強気な価格設定で分譲を開始したらしいのですが、案の定契約は伸び悩み、今ではだいぶ価格を下げたとのことですが、それでも入居率はさほど上がらず、夜になると明かりが殆ど点らない廃墟のような姿をさらしているとかいないとか。。。

それはさておき。

更に進んでいくと、新庄の手前で陸羽東線に沿って右折するようナビがアナウンスを出しました。
湯沢まで行ってから右折すると思い込んでいたせいで一瞬コースが分からなくなったのですが、一旦全体図をおさらいしてみると、その地図はここから鳴子の方まで東進したのち、国道398号を更に北西に進む形で栗駒山へ至るルートを示していました。

ついでに時間に目をやると既に14時を回っていて、この状況で営業時間内に須川温泉までたどり着くのは無理と判断し、代わりに少し残った時間で荒砥沢ダムと祭畤大橋を見て18時過ぎにおばさんの家に目指すコースに変更することにしました。

— そりゃ天下の鳴子温泉だもの —

そのまま国道47号を進んでいくと鳴子の温泉郷に入りました。
沿道にいくつも温泉の井戸が掘られていて、窓を開けて走っていたせいでむせ返るような硫黄の香りが盛大に車内に流れ込んできました。

その臭いをかぎながら、考えてみれば無理に須川温泉まで行かずとも、鳴子温泉に入っていくだけでもいいんじゃないか、ということに気が付きました。
再び時計を見ると立ち寄ってもまだ幾分の余裕があったので急遽立ち寄ってみることにしました。

国道から道をそれて鳴子温泉郷への道に入ると程なく観光案内所と書かれた建物があったので、そこで立ち寄り湯について聞いてみることに。

建物にいたおじさんいわく、ここの温泉には「早稲田の湯」「滝の湯」という二つの共同浴場があるそうで、滝の湯は入浴料が150円とのことなので、滝の湯に行ってみる事にしました。

おじさんに教えてもらった駐車場に車を停めて、ぶらぶら歩いて5分ほどで到着。

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自販機でチケットを買って番台に出し、カミさんには30分後に集合するよう伝えて分かれました。
ここの湯は熱い湯船とぬるい湯船の二つがあり、それぞれ室外から引いた樋を伝って盛大にお湯が注がれていました。

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洗い場はなく湯船の隅で体を流して最初に入ったほうは熱い方の湯船。
熱いといっても身動きもままならないほどの熱湯コマーシャル状態ではなく、割と気持ちよく入れました。

それでも3分もすると熱くて堪らなくなって、今度はぬるい方へ。
ぬるい方の湯船は一回り小さくなっていて、樋を伝うお湯は少し高いところから落ちるようになっていて、打たせ湯のようになっていました。

ぬるい方は湯加減も丁度良く長く入っていられそうな感じでしたが、タイミング悪く打たせ湯を浴びに来た人の背中に当たったお湯が四方八方へ飛び散るので堪らず退散。。。
暫く湯船のヘリで湯冷ましをしてからもう一度熱い方に入って上がることにしました。

建物の軒先に冷たい水が流れている蛇口があり、そこでタオルを洗って体を拭くとひんやりとして爽快です。

カミさんはまだ入浴中のようで、近くの自販機でコーラを買って湯上りの一服。
暫くするとカミさんも上がってきたので、少しだけ温泉街を散歩して車に戻ることに。

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途中の鳴子温泉駅に列車が停まっていたので、一枚撮影。
が、風呂場で写真を撮った時に筐体内に湯気が入り込んだか、露出がおかしくなってしまい、妙に白っぽく写ってしまいました。

Posted by gen_charly