南東北の旅 - 10(2012/08/13)

— かぜっぴき —

従弟が9時に来るというので8時ごろに起床し、朝食を済ませると9時の集合時間までまだ時間が有ったので、近所のスーパーのその後を見に行ってみることに。

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ぶらぶらとあぜ道を散歩しながら建物の建っていた敷地まで来ると、無残な姿を晒していた建物が綺麗さっぱり解体されて見事な更地になっていました。。。

空き地だけに大して見るものもなく早々に戻ってくると、9時過ぎに電話。
甥っ子が風邪をひいてしまったので医者に連れて行ってから来るとのこと。

それで少し時間が出来たので、ちょっとお散歩を兼ねて祭畤大橋の遊歩道を再訪することにしました。
新しい祭畤大橋を通り抜けるとすぐに旧道へ入る道があり、戻るように進むとすぐに「ぶなの森まつるべ館」があります。

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前回来た時はそこからすぐに道が二手に分かれて、仮設橋へ抜けるためのアプローチ路の残骸が残っていましたが、アプローチ路は綺麗に埋め戻され、遊歩道の所まで段差無しでたどり着くことができるようになっていました。

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昨年5月

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今回(写真は前日に撮影)


遊歩道の鍵は解除されていて門が開放されていました。
門の脇の看板には、傾斜計が警報を発した時は立ち入り禁止になる旨の注意書きがなされていました。

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遊歩道は旧国道に沿って橋の手前まで続いています。

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ところどころ、写真のような深い亀裂が残っている場所もあり、ここが崩れたらひとたまりも無く谷に押し出されてしまいそうです。。。

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その旧国道は、どうやったらこんなになるのかと思うほどズタズタになっていて、遊歩道もそれに合わせてウネウネとアップダウンしていました。

いつもはこういった類の場所にはあまり興味を示さないカミさんも携帯でしきりに写真を撮っています。

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遊歩道の周りの木々も倒れてしまったままのものもあって、自分の立っている場所が本当に(ひとまず)安全な場所なのか不安に駆られます。

崩落した橋の手前まで来ると遊歩道はちょっとした展望台のようになっていて、行き止まりになっています。

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展望台スペースにはベンチが備えられていましたが、ここに腰掛けてまったりするには正直不安を感じなくもありません。

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展望台の先はすぐに道が途切れて、その先に崩落した橋が不自然なジャンプ台のように佇んでいます。
件の廃道探索系サイトの管理人の方はあの橋の先端まで行ったというのですから、無謀というか命知らずというか。。。

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通ってきた道を振り返ると、道の不自然なアップダウンの様子が良く分かりました。

今度は橋の反対側へ行ってみることにしました。

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昨年5月

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昨年7月

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今回

こちら側は前回も訪れているのですが、前々回はちゃんと全部残っていたアスファルトが徐々に剥がれて行っていて、前回見たときはセンターラインまでが剥がれてしまっていたのですが、更に剥落が進み、今では道の三分の二ほどが既に剥げ落ちている状態になっていました。

この分だと全て剥がれてしまうのも時間の問題かと思います。
一時間ほど探索して、ぼちぼち従弟が到着する時間に近づいてきたので戻ることにしました。

Posted by gen_charly