北陸ドライブ - 3(2012/10/06)
それは五泉市の市街地にある粟島公園に保存されているとのこと。
車だと数分で到着。
モハ41形
蒲原鉄道のもっとも蒲原鉄道らしいデザインをした車両です。
新潟交通の車両と同様、二枚窓のスタイルをしていますが、どことなく無骨な印象が漂います。
車両は比較的良く手入れされていて、塗装も比較的最近塗りなおされているようです。 この車両は車内も公開されていたので、中も撮影してみました。
運転席は、壁の部分が板張りになっていて何だか貨車の内装のようです。
いつメモリフルになってしまうかとヒヤヒヤしながらの撮影でしたが、どうにかここまで持ちこたえてくれました。
ということで、鉄道タイムはこれにて終了。
丁度昼時だったので、どこかで昼食を取りたかったのですが、五泉にきたらコレ、という名物が思い浮かびません。
— 手のひら愛情サイズ —
この辺りは市役所の近くでもあり、そんな場所には大概職員のお腹を満たしてくれる美味しい店が有るような気がしたので、少しぶらついてみる事にしました。
といって、歩き始めて1分も立たぬうちになにやら興味を惹かれるお店を発見。
店は「とりかん」という名前で、その名前から鶏肉を扱う店っぽい感じです。
割と頻繁に客が中に入って行くのでなんだか期待できそうな感じですが、その割に店の前にはメニューの類が一切無く、どんな料理を出しているのか、料金帯はどれくらいなのか全く分かりません。
いつもだとそういう店には余り入らないのですが、何せひっきりなしに客が吸い込まれていくので、思い切って入ってみる事にしました。
カウンター席に通されてメニューを見てみると、やはり予想通り鶏肉料理がメインの店のようで、から揚げ定食がメニューのトップに書かれています。
他にもたれかつ定食などのメニューが有るのですが、不思議なのがカツなどのメニューが800円前後で出ているのにから揚げの方は1000円オーバーしていて、感覚的には逆のような感じがします。
よっぽどから揚げに自信があるのかな、と思いつつ、店員にオススメを聞いてみると、一番人気はから揚げと小間切定食なんだそうです。
「小間切」というのがどんな料理なのか、容易に想像できなかったのですが、そんなに人気なんだったら、とカミさんは小間切定食を、原付はたれかつ定食をそれぞれ注文。
暫くして原付が頼んだ料理が先に運ばれてきました。
カツと言っても肉は鶏肉。
よく考えてみれば鶏料理の店なので当たり前なのですが、なぜか豚か牛のカツだと思い込んでいたので最初は一瞬戸惑いました。
今年に入って3度目のソースカツ。
なんだか原付的にソースカツラッシュが起こっていますw
ササミカツをソースに漬けたのが目新しい所ですが、味のほうは想像通りの美味しさ。
で、それから間もなくカミさんの料理が運ばれてきました。
小間切という単語とは裏腹に、それぞれ手のひらほどのサイズもある巨大な揚げ物が4個乗った皿のインパクトが凄くて一瞬言葉を失いました。
そういえばメニューにも「四ツ切」と書かれていました。
1羽の4分の1位の量という意味だと思っていたのですが、そっちでしたか。。。
というか、なんですか、これは!?
カミさんのスマートフォンと並べて大きさを実感してくださいw
コレは食べ応えが有りそうだ、とか言いながら、カミさんがかぶりついた直後、
「あ、カレー風味だ!」
と驚きの声を上げました。
原付も一切れ分けてもらい、期待してかぶりついた所、
「あイタっ!」
中の骨を思い切りかじってしまい、歯を折るかと思いました。。。
骨付きだったのか。。。
味はカミさんの言うとおり、パリパリの衣の食感とカレーの風味が絶妙です。
なんというか、フライドチキンを食べているような感じです。
「この量なら1100円も頷けるね。」
とカミさんが唸りながらかぶりついています。
結局4個有るうちの2個を原付が食べて、二人とも完食。
メニューの名前に全く結びつかない風変わりな料理を食べる事が出来て、しかも腹も満腹になるほどの量が食べられ満足至極。