九州初日の出 - 13(2013/01/03)

— 一品勝負 —

人吉駅での撮影を終えて昼食を食べに。
場所は来る途中にカミさんが携帯で探してくれた好来ラーメンという店です。
駐車場の台数が少ないらしく、駅から歩いていこうかと思ったら結構距離がありそうなので、そのまま車で行ってみる事にしました。

人吉の市街地を進むこと数分、細い割に交通量の多い通りに面して駐車場がありました。
奥のほうに辛うじて一台分の空きスペースが見えたので、とりあえず車を頭から突っ込んだのですが、駐車スペースとして線が引いてあるものの、ここに停めてしまったら他の車が出られなくなってしまいそうな感じです。

他に停められる場所がないかカミさんに聞きに行って貰ったら、店の前に一台停められるというので様子を見に行くと、下の写真の通り軽自動車でもギリギリの奥行きで、強引に停めたら交通の妨げになりそうな感じです。
どうしようかなぁ、といっとき悩んでいたら丁度帰る人がいて、駐車場が空いたので無事停めることができました。。。

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店の前には一組の先客が待っていましたが、程なく二組まとまって出て行ったのですぐに席に通されました。

ここはメニューが一種類のみなので、注文は聞かれません。
女将さんがちょっと無愛想な感じだったのですが、嫌々やっているという風でもなく、そういうキャラクターなんだと思います。

暫く待っていると料理が運ばれてきました。
ちなみに、ラーメンマニアの間では、料理がテーブルに運ばれてくるのを「着丼」というそうで。
まぁ、それはさておき。

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好来ラーメン
黒とんこつベースの、ごま油とにんにくで仕上げたというスープは見た目と違い、割とさっぱり目でニオイも気にならないレベルです。

写真の通り、その量の多さが売りの一つになっているラーメンですが、そのさっぱり目のスープのせいか食べた時のヘビーさは見た目ほどではなく、むしろ後半になるに従ってもう少し濃い味を欲するほどでした。

ちゃんと完食してお会計。
これが一杯500円と価格は非常に良心的。
確かに繁盛するわけです。

腹が落ち着いた所で、ようやく長島へ向けて出発。
ナビの案内では、暫く球磨川に沿って国道219号を西に進み、途中から県道27号を経由し、国道3号で長島へ向かうというコースになるとのこと。

それに従って走り始めて小一時間、県道27号に入って少し進んだ所にある道の駅大野温泉 で小休止。

— またしても予定変更。。。 —

ここで、明日の軍艦島クルーズの申し込みを済ませておくことにしました。
いつもの如くスケジュールが有って無いような風任せな旅行なので、いつ長崎入りが出来るかわからず、事前に予約が出来ませんでした。
当初、長崎に着き次第飛び込みで参加しようと思っていたのですが、何せ人気のあるツアーなので、出来れば予約を入れておきたいところです。

ここへ来てようやく今晩中の長崎入りが確実になったので、とりあえず今のうちに予約を入れておく事にしたのですが。。。

軍艦島クルーズはいくつかの業者が運行しているので、それぞれのツアーの特徴などを調べて、一番メジャーな「やまさ海運」 のツアーに参加する事にしたのですが、このツアーはネットからしか申し込むことが出来ないとのことで、スマホからアクセスしてみたところ、ブラウザが対応していないのかプルダウン等の動きが怪しくて、一応画面上は完了した旨のメッセージが出たものの、本当に予約が成功したのかやや不安。。。

電話もなかなか繋がらないらしいとの評判なので、確認も出来ません。
手の打ちようがないので、明日確認して駄目だったら諦めることにしましたのですが、それはそれでなんだか悔しい気も。。。
もっとも、出発前にチェックしたときはまだ空席が結構残っていて、当日申し込みでも大丈夫かな、という雰囲気だったので、多分大丈夫でしょう。。。

予約を済ませてから、ついでにこの後乗る予定の船の時間をチェックしたら、なんと天草から長崎へ渡るフェリーの時間にはもう間に合わない事が発覚。。。

仕方ないので急遽予定を組みなおす事にしました。
そのまま陸路で向かうことも考えたのですが、念のためネットで調べてみると熊本の長洲港と長崎の多比良港を結ぶ 有明フェリー というフェリーが出ているようで、しかも結構遅い時間まで30分に一本程度の高頻度で運行しているそうなので、それを使って長崎へ渡ることにしました。

ということで、若干急ぎ気味に再出発。
来た道を少し戻り、国道219号を八代まで進んだ後、九州自動車道を菊水インターまで乗って更に一般道で長洲港に到着。

タイミング悪く前の便が出港したばかりで、次の便は40分ほど後という事で、先に近隣で給油を済ませてから乗船の車列に並びました。
ここの航路は利用者が多いようで、既に結構な台数の車両が止まっていましたが、原付の車も次の便に無事載れるようです。

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暫くして到着したフェリーはビッグサイズで、車両甲板が上下二段になっている初めて見るタイプのものでした。

車を停めたら、例によってデッキを陣取り出港を待ちます。
車両甲板で斜め後ろに止まっていた高級セダンから、明らかに堅気ではなさそうな雰囲気をかもし出すスーツ姿のおじさんが4人降りてきて、それを見たカミさんが肘で合図を送ってきます。

こら、やめなさい。。。

変な事になったらコトなので、目を合わせないようにそそくさとデッキに移動したのですが、その方たちもデッキ出てきてしまい、暫く一画に陣取っていました。

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最初のうちはずっとデッキにいようと思ったのですが、吹き付ける風が思いのほか寒かったのと、件の方々のことが気になったとで、ひとまず船室に入る事にしたのですが、室内は既に満席。。。

仕方ないので、片隅に立ったまま壁にかけられたテレビを見ていたら、やっぱりちょっと気分が悪くなって来ました。

カミさんにつき合わせるのも気が引けたので、原付一人外で寒さを耐え忍ぶことにしたのですが、外に出ようとしたときに、入口ドア付近に件のおじさま方が。。。

いやいや、何かの偶然だって!
再度目を逸らしながらそそくさとデッキに出て、外の風に吹かれていたら、暫くしてカミさんも外に出てきました。
原付の傍らに来るなり、

「報告します、小指ありませんでした。」

やっぱそーですよね。。。
暫くすると、皆様方までお外で合流。

もしかして目をつけられたりしたのだろうかと、いらぬ不安に駆られて、それとなくそちらの方向に目線を送ると、必ずこっちを見てるわけです。

流石にその筋の方だけあって、視線には敏感なご様子。。。

ふと周りを見回していたら、客室の上にもデッキがある事に気が付いて、そちらへ移動。
遮るものが何もなく全力で風が吹き荒れているのですが、視線を感じなくなりそこはかとなく安堵している自分に気が付きます。

ふと今日くらいは宿を取ってゆっくり休みたいなー、とカミさんと相談するとカミさんも賛同してくれました。
そうと決まれば話は早い、ということで携帯で本日の宿探し。

かじかむ手でスマホを操作するのは難儀しましたが、程なく入港のアナウンスが流れたので、結局決まらないままひとまず車に戻ります。

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暫く後にゲートが開いて車両が順に動き出し、その先で一列になって港の外へ吐き出されていきます。
原付は一旦車列を離れ、ターミナルの傍らに車を停めて宿探しの続きを。

いくつかの候補を見ていると、ツインで5250円/部屋と言うびっくり価格のビジネスホテルを発見。
一人当たりで割ればわずか2625円という驚きプライス。

まだ空いているようだったのでそのまま申し込んでどうにか今日の宿を確保完了。
これで今晩は足を伸ばしてゆっくり休めます。

ホテルで晩御飯を食べるために、途中に有ったマックスバリュで食材を入手。
そこから十数分で、長崎の駅前に到着。

今回の宿は格安ホテルとは言っても有名なアパホテルなので、泊まるのに不安はありません。
車で来た場合には駐車場料金として別途1000円かかるそうですが、まぁそれでもビジネスホテルに泊まれると思えばかなり安いものです。

受付を済ませて鍵を受け取り、自室のドアを開けると。。。

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これ、シングルじゃね?
置かれたベッドも部屋の広さもまさにシングル。
ツインというよりシングルに2名宿泊OKというスタンスかもしれません。
建物の古さ相当に部屋の設備もややクラシカルな感じで、入口のドアもビジネスホテルらしからぬ妙に薄いものでした。

まぁ、サニタリー類はちゃんと二人分揃っていたので、必要にして充分。
奄美で泊まったリースマンションよりはマシな感じです。

早速買ってきた食材を広げて晩御飯。

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今晩のメニューはお刺身と煮物と納豆。
それに即席の味噌汁とご飯。

長崎といえばくじら料理が有名で、くじらベーコンを食べてみたかったのですが、スーパーで売られていたのは妙に値段が高かったので、今回は買えませんでした。。。

それからシャワーを浴びて、明日の軍艦島上陸に備えて早々に就寝。

Posted by gen_charly