伊豆大島上陸【5】(2014/03/08)

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動物園と資料館は一周道路を挟んだ反対側にある。資料館には件のスタンプ台が設置されていたので、ここで一つ目ゲット。

台紙を良く見ると、椿園のところにもスタンプ台が設置されていると書かれているので、これも動物園が見終わったら押しておこう。

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動物園も絶賛無料開放中、何とも太っ腹なものだ。
流石東京都、潤ってますな。

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園内に入ると、右手に何種類かの鳥がいる巨大な檻があり、中に入れるようになっていた。
運がよければ鳥とふれあうことも出来そうだが、ペンギン以外の鳥類でふれあい自由の動物園は珍しいかもしれない。

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「必要ない、必要ない」のあの鳥も。

なぜか、檻の片隅にはワラビーとカピバラが数頭ついでのように飼われていた。
お前らは哺乳類としてのプライドはないのか?w

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カピバラは世界最大のネズミだそうだが、そのノンビリとした挙動はネズミの一族にはとても見えない。何を考えているのか、あるいは考えていないのか、ぼんやりとした顔をしているカピバラの上や脇をクジャクが我が物顔で横切ったりしてちょっとしたカオスな空間だった。

順路に従って歩いていくと、次にあったのがラクダの檻。
朝の日向ぼっこの時間なのか、ひざを折って一画に佇んでおり、背中のこぶも布袋様の帽子のようにしなだれて、なんともいえない哀愁を感じる。

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かつて、三原山の周囲を「月の砂漠」のイメージよろしく観光客を乗せて歩くサービスがあったが、環境が悪かったのか飼われていたラクダが脱走したとかいう話がある。とはいえ、島の外に逃げ出すことは考えられないので、やがて捕獲されたのだろう。
ここにいるラクダは彼らの子孫だろうか?

そんなヨタ話はさておき、ラクダのすぐ脇に仕切りを隔てて、頭を上げて三原山の山頂のほうをじっと見つめているラマがいた。

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その切な顔はどうにかならんのかw

別の檻には、伊豆で一度は見てみたいと思っていたキョンも飼われていた。
キョンは伊豆諸島や房総半島に生息するシカの一種で、小さくてずんぐりしたシカの落ちこぼれのような体形が特徴的だ。

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鹿といえば真ん丸な目を想像するが、キョンは何か悪巧みでもしているような目つきをしている。
いいエサを与えられているせいか毛並みもよく、ほほ肉の肉付きがなかなか立派である。

キョンの檻の先には温室があって、中に入るとムワっとした熱気と独特な獣臭に包まれた。ここではゾウガメ、アルマジロ、ナマケモノなど、熱帯に生息する動物が飼われているらしい。

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ゾウガメは園舎のそこかしこで置物のように固まっているのが見えるが、ナマケモノは上のほうの小屋に入っていてその姿は良く見えなかった。

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ここまで我々と動物園の飼育員のほかに人影が見当たらず、土曜日だというのにずいぶんと閑散としている。
これだけ人間がいないと、自分らの方がマイノリティーのような気がしてしまい、なんだか動物が威圧的に見えるのは錯覚だろうか?

なかよし広場という所でようやく親子連れに遭遇。
子供がしきりにエサ(アシタバ)を与えては喜んでいる姿はとても微笑ましい光景だった。

で、その先の一画がこの動物園の見所の一つである、サル島(猿島にあらず)と呼ばれる場所で、溶岩をそのまま活用した広いエリアにワオキツネザルとバーバリーシープが仲良く?暮らしている。

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ワオキツネザルはちょこんとお行儀よく座って日向ぼっこをする姿で知られているが、溶岩の上に一匹妙にりりしい姿で日向ぼっこをしているのがいて激写してしまったw

牢名主かw

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「オイ、見ろよ!」「ん?」

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一方、ともに暮らしているバーバリーシープはもはや大群と言ってもよいほどの数がいて、所狭しとうろついているが、どうやらワオキツネザルとはお互いのテリトリーを侵食しないようで、各々勝手に生きている感じだ。

で、入口へと戻って一周、ここまで30分ほど。無料とは思えない実に立派な動物園だった。
まぁ、ライオンとかゾウとかキャッチーな動物がいないので派手さはないのだが、渋いラインアップはなかなかツボを付いていると思う。

この内容なら公営であることを含めても、多少の入場料を取られても不思議ではないのだが、恐らく離島振興なんとか系の補助金などで運営されているのだろう。つまり皆様の貴重な税金が使われているということなので、島民のみならず観光客はどんどん利用するべきだと思うw

広場に戻り、再度大島牛乳のおじさんの所に行ってみることに。
さっきまでいた観光客の姿は無く、おじさんに声をかけて一杯注いでもらい、カミさんがそれを一口飲んだ瞬間、歓喜の悲鳴を上げた。


「おいしー!!後味がすっきりしてる!」

自分も一口いただくと、確かに今まで飲んだことの無いような濃厚な甘さが口の中に広がり、飲み込むと鼻から抜ける香りもまた濃厚。

・・・とか書くとツウっぽいが、自分はめったに牛乳をそのままでは飲まないので、てんで参考にならないと思うw

なので、その味はおいしいと言ってよいものなのかどうかが良く分からなかったが、ぜひみなさんも自らその味を確かめてみてください。

Posted by gen_charly