青森出張【6】(2021/09/03~09/04)

泊まるホテルは東北線の水沢駅の近くにあるので、タクシーで移動。
コンフォートのMT仕様だった。タクシーでこの車に乗るようになってすでに20年以上経つが初めて遭遇した。だから何だという話だが。

水沢江刺駅と水沢駅の間で北上川にかかる橋を渡るのだが、その橋に差し掛かった時にドライバーが突然、あばばばっ!と言って車をUターンさせた。あばばば、って。。。

少し前に橋が架け直されてルートが変わったらしい。少し手前で新しい橋の方への道に入らなければならないのだが、それを忘れてたらしい。
昨日今日に架け替えられたわけでもないのに、そんな粗相するか?
で、水沢駅に到着。道間違いで余計に走った分のお金は割り引いてくれなかった。わざとか。

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今日の宿泊先は、水沢サンパレスホテルというホテルだ。
驚いたことに朝食付き2500円という破格プライスだったので、興味本位で思わず予約してしまったホテルである。

駅前からの商店街はアーケードになっているが、ご他聞に漏れず閑散としている。
ホテルの建物はなかなかな年季の入り様で、来る前の予想から大きく外れていなかった。

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エレベーターで2階に上がると小ぢんまりとしたロビー。
奥に披露宴などの集いで使うような宴会場が見えるが、昭和の終わりか平成初頭あたりで時間が止まっている感じで、あまりやる気は感じられなかった。
ロビーも同様に煤けていて、そこはかとない侘しさを感じる。

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部屋は6Fの部屋だったが、窓の外は隣の建物の壁で何も見えない。
部屋は年式相当にくたびれているが、清潔は保たれていて値段を考えたら充分だ。

しっかりインターネットが通じていたのはちょっと意外だった。

荷物を降ろしてから従弟に連絡すると、今度は従弟の方が残業に追われているらしく、なかなか退社できないと言っている。
まだ暫くかかるということだったので、先に夕食を済ませることに。

ロビーで教えてもらった駅前の千成という定食屋に行ってみた。
駅に行ったついでに、入場券を手配してから店に向かう。

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昭和演歌特集の番組が流れる店内で、もつ煮定食を注文する。
水沢まで来てもつ煮を食べる是非はさておき、ちゃんとおいしかった。

それから程なく残業を終えた従弟と合流。2年ぶりの再会だ。
従弟の車で流しながら、近況報告だの、仕事の愚痴だのを語り合っていたら、あっという間に2時を回ってしまった。

従弟が眠気の限界のような顔をしていたので、この辺でお開き。明日、駅まで送って貰えることになったので、続きはまた明日。
自分もまぁまぁ疲れていたので、ホテルに戻ったらそのまま就寝。


2021/09/05

しっかり疲れたからか、部屋の古さも気になることなく熟睡できた。
大きい駅の駅近ビジネスホテルだと、付近の部屋を出入りするドアの音だとか、水回りやふろの音などが聞こえて目を覚ましてしまうことがあるが、ここのホテルはそういうこともなかった。泊っている人が少ないのか。。。

朝食付きプランなので、食堂に行ってみる。

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食堂は昨日、昭和で時間止まっている、と評した宴会場だった。なんか、こういう雰囲気がたまらない。

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流石にバイキング形式ではなかったが、メニューはこんな感じ。変な角度からの撮影で恐縮だが。。。
量的には物足りないが、値段を考えたら文句を言ってはいけないと思った。

一応、コロナ対策で、お皿の一つ一つにラップがかけられていた。丁寧な気づかいに恐れ入るが、むしろ、そのひと手間の方がコストがかかっているような気もする。

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チェックアウトを済ませて退館。
昨日は暗かったので、明るい所で改めて写してみた。入口はこんな感じ。2Fロビーへ直行するエスカレーターがあるが、節約のためか止められている。
建物の構造上仕方ない部分もあるが、全体的に薄暗いのが、寂れた印象に輪をかけているようにも思う。

従弟との待ち合わせ時間までまだ暫くあるので、その間近所を散歩してみた。
住宅地をブラブラしただけだったので、特段書いておきたいトピックスもないが、ザ・地方都市という雰囲気がたまらなかった。

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駅前ももう一度行ったので、明るい所で改めて写してみた。

それからアーケードをぶらつきつつお土産の手配。

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かつて従弟のうちにお世話になった時に朝食のデザートで出された、麦つき節というご当地の和菓子がある(上の写真の左側)。関東でいうところの信玄餅なのだが、前回いただいた時に美味しかったので、売ってたら買って帰ろうと思っていた。
アーケード内の和菓子屋で売っているのを見つけ、首尾よくゲット。帰ったらぜひチビに食べさせたい。

それから程なく従弟と合流。水沢江刺駅まで送ってもらい、駅前の駐車場で列車到着までの間、昨日のおしゃべりの続き。

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飲み物を買おうと自販機の前に立ったら、ボタンのところにカエルがいた。
この時はなんでこんなところに、と思ったが、後に調べたところによると、どうも夜の間に光に集まってくる虫を食べるために集まっているらしい。虫は光を見ると引き寄せられてしまう習性があるので、カエルにとってここは食べ放題レストランのようなものなのだろう。

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駅前の物産館の入口にニャーが2匹。黒白のの方はしきりに扉の中の様子を伺っていたが、茶白の方はじっと待っていた。
猫にも色々性格があるのね。

さて、ぼちぼち列車が到着する時間だ。まだ話し足りないことが沢山あったが、コロナが終息したらまた会えるようにお互い頑張って元気で、という言葉でお別れ。

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乗車する新幹線は、福島まで各駅停車のやまびこ号だ。
新幹線に乗ってどこかへ向かうときは、目的地が大抵遠方なので、乗車する列車ものぞみやはやぶさなどの速達タイプに乗ることになる。
あえて各駅停車の新幹線に乗ってみたいな、と思うこともあるが、時間的制約によってなかなかチャレンジできずにいた。

今回はまたとないチャンス。ぜひ途中の地味な駅をゆっくり堪能しながら帰ろうと思う。

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ということで、次の停車駅は一ノ関だ。
いうまでもなく、幼いころから何度となく降り立っている駅である。
当時は、速達タイプのやまびこ号も仙台、古川、一関、北上?、盛岡の順に停車していたと記憶しているが、はやぶさの時代になって見向きもされない駅に成り下がってしまった。
こういうところで現実を見せつけられている気がして寂しい。

次の駅はくりこま高原。写真はない。割と新しい駅である。
高原、という名前がついているが、高原はだいぶ離れたところにある。

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で、その次が古川。
どこかの記事に書いたが、一関に向かう時は大宮から乗車するのだが、ウチの親族は必ず自由席を選ぶので、大抵座れなかった。
外の景色もろくに見えない通路で過ごしてたので、古川に着くころには、毎回飽きて疲れてうんざりしていた。
あまりいい印象がない駅だ。

次の仙台で乗客の大半が下車する。仙台が目的地の人も多いが、東京へ向かう人もここではやぶさに乗り換えるからだ。
途端に閑散とした車内からホームを歩く沢山の乗客を眺めながら発車を待つ。

仙台のあたりから記憶がおぼろげだ。昨日の寝不足が祟って猛烈に眠くなってしまった。
次に気が付いた時は大宮についていた。新幹線でこんなに爆睡できるとは思わなかったw

ということで、しまりの悪い終わり方だが、最後はほぼ居眠りのまま、新幹線の旅は終わった。
そしてそれと同時に一連の出張ラッシュもひと段落。

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今回の出張は余暇としての時間が少なかったので、レンタカーなども手配しなかった。
ただ、散歩は積極的にやったので、青森市内の地理にはだいぶ詳しくなった気がするw

札幌出張と合わせて1か月のうち半分近くを出張先で過ごすという珍しい体験だったが、色々な人と再会ができたのが一番の収穫だった。
仕事の方が割と順調だったおかげもあって、仕事面でのストレスを抱えずに済んだのも幸いだった。

当面ないんだろうなぁ、こういう出張。

Posted by gen_charly