鳥取ドライブ【14】(2022/08/15)
さて風呂だ。昨日風呂に入れなかったので、すぐにでも入って汗を流したい。
ただ、風呂道具を車に置きっぱなしなので、取りに戻らないとならない。それに、駐車の際に何時まで停めてよいか確認していなかったので、それの確認もしておかないとならない。
というのも、ビューランドの近くの駐車場なので、閉園後に閉めてしまうのではないかという危惧があったのだ。
もし、風呂から戻ってきたらチェーンで閉鎖されていた、なんてことになったら大変困ったことになる。
駐車場に戻ってきたが、相変わらず家人の気配が無い。自分の車の隣に停めた関東地方のナンバーの車の横で荷物の積み下ろしをしている人はいるが、この人に聞いてもしょうがない。
と思っていたら、カミさんが凸をかました。おいおい。。。
「ここって何時まで停めていいか分かりますか?」
「別に何時まででもいいですよ。オヤジに話しておきますから。」
意外にもその人は関係者だった。帰省で戻ってきた所だったそうだ。なるほど。
車から着替えを取り出して温泉までの道を歩く。その道すがら、カミさんになんであの人に話しかけようと思ったのか聞いてみたら、
「何となく、多分関係者だろうと思って。」
と答えた。女の勘、ってやつか?恐るべし。
目指す智恵の湯は天橋立の駅前にある。駐車場からだと駅の反対側に位置するので、踏切のある所まで迂回しないとならない。思いのほか遠回りさせられた。
智恵の湯の営業時間は20時までたったはず。時計を見るとすでに19時40分である。。。
体を洗うだけでおしまいかなぁ、と思いつつ暖簾をくぐると、受付が20時で、閉館が21時に変更されていた。それならのんびり入れるな、と思ったら、こんな時に限ってチビがパパと入りたい、と言い出した。なんで急にパパっ子になった?
子供とはいえ異性なので、男湯に入れるのは個人的にはあまり感心しないのだが、そんな混んでいなさそうだし、いずれ一緒に入りたいと思ってもできない日が来るのだから、こんな時くらい一緒に入ってやるか。ということで、チビを預かることにした。
お風呂は、内湯が一つと別室に壺湯と手湯足湯という構成。温泉は海水が混じっているのかややしょっぱい感じだったが、よく温まる良いお湯だった。
風呂から上がってチビを乾かした後、ロビーまで移動したが、やっぱりカミさんはまだ出てきていなかった。中の休憩スペースは感染防止の観点で閉鎖されていたので、時間をつぶせるところがない。
ふと、目の前にある駅で入場券を入手しておきたくなって、一旦店を出た。
ところが、駅に行ってみたら窓口業務は20時30分で終了とのことで、数分間に合わず。。。
まだ20時30分だが、深夜のように閑散としている。あれだけいた観光客たちはみなどこに行ってしまったのだろうか。
駅周辺をぶらぶらしていたらようやくカミさんも出てきた。
カミさん曰く女湯には露天風呂があったそうだ。その代わり壺湯などはなかったらしい。露天も入ってみたかったな。。。
まぁとにかく、さっぱりした。やっぱりお風呂は最高。
さて、だいぶ遅い時間ではあるが夕飯がまだである。時間も時間なのでスーパーの弁当で我慢することに。
明日は豊岡に行く予定なので、今晩は近くの久美浜にある道の駅くみはまSANKAIKANで泊まろうと思っているのだが、進路方向にスーパーはなさそうなので、一旦宮津の市街地の方に戻る。
港の近くにあるスーパーで弁当は入手できたが、店は間もなく閉店と言うことで駐車場で食べるアテが外れた。と思ったらスーパーの目の前が道の駅だった。なんていい場所に。
味気ないスーパーの弁当でも温かいうちに食べればそれなりに美味しい。それにチビの寝る支度をここで済ませておけば後で起こさずに済む。ベストプランだ。
ちょっと遅めの夕食。開け放した窓から涼しい海風が吹き込んでくる。今夜も快適に過ごせそうだ。
それから久美浜の道の駅へ向けて出発。
久美浜の道の駅を選んだのは、海に近い道の駅なら涼しい海風によって快適に過ごせそうだと考えたからだ。その読み通り、天橋立を出た時からずっと涼しい風が吹いている。それで安心していたのだが、久美浜の町内に近づくにつれ、ついさっきま寒いくらいに吹いていた風が急に熱気を含んだ蒸し暑い風に変わった。
道の駅に着くまでその傾向は変わらなかった。完全に目論見が外れた。宮津から大して離れていないのなぜだろう。。。
扇風機の風でどうにか凌げそうではあるが、宮津の道の駅で留まった方がよかったか。