沖縄社員旅行2007【2】(2007/07/15)
— 平和な日常に潜む凶器 —
翌日。
ホテル内のバイキングで腹ごしらえをして本日の旅行スタート。
まずは、原付がちょくちょく巡回している、デイリーポータルZというサイトに出ていた滑り台を2箇所立て続けに訪ねてみる事に。
いくらB級スポットめぐりとはいえ沖縄まで来て「滑り台」は無いだろう、という気がしないこともないですが、ここの滑り台は普通の滑り台とは一味も二味も違うものらしいんです。
ちなみに、ここから先に登場するB級っぽいネタはすべてデイリーポータルZの記事で見つけたものです。
という事で、まず訪れたのが「森川公園」という公園。
そこそこ広い敷地の公園で、地元の人たちの憩いの場になっているようです。
車を停めて入り口の案内板に従って階段を上ると、その滑り台が見えてきました。
ということで、どーん!!
縮尺がどこかおかしい写真のようにも、土手のようにも見えますが滑り台です。
下から見ると見上げる高さ。
上に登って周りを見渡すともはや展望台ですw
こりゃさぞかし面白かろうと、はやる気持ちを抑えて、腰を下ろすと。。。
これが意外と滑らない。。。Orz
上の写真のカミさんは、写真の位置で止まったまま完全にポーズを決めてますw
なぜかというと滑り台の滑り面のコンクリートがざらざらしているからです。
というか、最初はツルツルだったと思うのですが、徐々に劣化したりしてざらざらになってしまった、という感じです。
なんか、滑っているというよりは、ズルズルずり落ちるという表現がぴったり来るような感じで下まで降りましたが、なんともスッキリ感のないもどかしさしか残りません。。。
それならと、再び上に登って今度は走って降りて見ようと思ったのですが、もともとの高さに原付の身長が加わった高が加わった視界はなかなかのスリル。
角度だけは結構本格的な角度が付けられているので、駆け降りるのは流石にムリ。。。
常に足元を見ながらそろそろと降りるしかなくこれはこれで実に地味。。。
ダンボールを敷いて滑ったら結構いい感じかも。
本当にこれは滑り台というカテゴリに入れていいものなのか?という釈然としないモヤモヤ感を胸に秘めて次の滑り台へ。
次の滑り台は、八重島公園という所にあるもので、こちらは体育館などもあるかなり大規模な総合公園です。
駐車場入り口にあった看板。。。
ピクトが危険すぎる!
銃を向けるとか、迷惑とかそういうレベルの話じゃありませんから。。。
サバゲーの事を言いたいのかな?
こちらも車を置いて、案内板に従って歩いていくと、異様な構造物が見えてきました。
奥に見えるやたらと長い滑り台もかなり気になりますが、それよりもやはり気になるのが今回お目当てのコレ。
なんぞこれ、罰ゲームか!?
垂直からアタックする滑り台なんて聞いたことがありません。
変に落下したら、角に頭をぶつけそうです。。。
滑り台の脇に説明書きがあって、それによると、まず上の鉄棒にぶら下がって、それから手を離して滑るシステムらしいです。
ちょっとした絶叫マシンよりある意味スリル満点w
それでも、とりあえずそれなりに設計されている筈だからまぁ、安全なんだろうと上まで登ってみることに。
スタート位置に立つと、その垂直具合はかなりの物で、数値上は80度となっていますが、見下ろすそれはもはや垂直。。。
滑り台の上まで登って、原付はギブアップ。
カミさんも、暫く思案した上でギブアップ。。。
怖じ気づいて下まで戻り、力なく滑り台を見上げる二人の脇を、地元の子供たちが当たり前のように上に登って行って、キャーキャーいいながら滑り落ちています。
とりあえず、もう一つ奥に見えた滑り台から先に制覇してみようと思います。
こちらは、距離が長いだけで至って普通の滑り台です。
上に登ってみると、滑り台はローラーになっています。
角度が緩いから、ローラーの力が必要なのでしょう。
では早速。
・・・滑らない。。。Orz
角度がゆるすぎてローラーの力を持ってしても体が下に落ちていきません。
設計した人はちゃんと試験したんですかね?
こういうの何て言うんでしたっけ?
名物に美味い物無し?
#違います。
両手で滑り台のヘリを漕ぐようにして、結構な時間を掛けて下まで降りてきました。
予想もしなかった運動と照りつける太陽ににもはや汗だくです。。。
「まぁ、こんなもんだろう。さて帰るか」とやや強がり顔でカミさんに伝えると、カミさんは垂直滑り台がちょっと心残りの様子。