おじいちゃんのお葬式 - 2(2011/07/09)

— 陸前高田へ再訪 —

陸前高田に入ると、まず見えてくるのが雇用促進住宅です。
海と貝のミュージアムの前辺りで車を止め再度小休止。

まだ到着予定時間までもう少し時間がありそうだったので、前回来た時と変化したことが無いか、少し見て回ることにしました。

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5月に訪れたとき

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今回(7月/反対側も同様になっています)

周囲を見回してみると、すぐに様子が異なっているものに気が付きました。
前回は傾いていたミュージアムの直ぐ脇の橋の欄干が錆対策か全て切り倒されていました。
完全に切り取って撤去するのとも違う中途半端な切り方になっているのは何か意味があるのでしょうか。。。

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橋から見える川の水面には未だ瓦礫が残ったままになって淀んでいました。

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海と貝のミュージアムの前の敷地に以前流れ着いていた民家の2階部分は撤去され、空いた敷地におびただしい量の廃車体が並べられていました。

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また道路向かいのホームセンターの跡地には、10mを越す高さの瓦礫が積み上げられていました。

これらは前回来た時にはまだなかったものです。
それだけ瓦礫の撤去が進んでいるということですが、今後これをどうするかというのは悩ましい問題になりそうです。

それと夏本番を迎え、被災地では腐敗臭とハエの発生が問題になっているそうで、この場所は漁港や魚市場などの生ものがあった場所ではないのですが、それでも僅かに磯臭いような腐敗臭のような何ともいえない臭いが漂っていました。

まだ、もう少し時間がありそうだったので、前回見なかった陸前高田駅に行ってみることにしました。

その途中、流出した気仙大橋に向かって新しい道が伸びているのが見えました。
どうやら仮設橋を設置しているようで、通行止めの柵に掲示された情報によると、開通日は10日ということで明日からです。

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大船渡線の線路をまたいで少し行ったところから市役所の方向に曲がり、少し行くと前回遠巻きに見たMaiyaが前回と変わらず無残な姿で佇んでいました。

そして路地を駅方向に曲がって少しで、ロータリーらしき場所に出て突き当たりました。

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駅に到着してふと既視感を感じました。
どこかで見たことのあるような、無いような光景だったのですが、結局思い出せず。。。

家に戻ってこの記事を書いているときに、旧鹿島鉄道の常陸小川駅に廃止後暫くして行った時の光景に似ていることに気が付きました。

駅舎がなくなりその背後に使われなくなったホームと広い空がある雰囲気になんとなく共通するものを感じたのかもしれません。

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津波が運んだ砂が残るロータリーに車を止めましたが、本来駅があるはずの所には何も無く、かつて待合室と改札があったであろう場所がベタ打ちのコンクリートに貼られた点字ブロックで辛うじて判断できました。

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ホームに上がってみると、線路は流失しているか土砂で埋まって、残ったレールもホームのすぐ先でが山側に向かって急カーブを描いていました。

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振り返って駅前のロータリーから見える光景は、これもまた過去に見たことがありそうな、なさそうな、目の前の破壊された建物がなければ、遠目には開発が始まったばかりの新興住宅街のようにも見える気がします。。。

Posted by gen_charly