富士山リベンジ【9】(2013/08/25)

2013/08/25

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7時ごろに起床。昨晩の疲れは快眠のおかげですっかり解消。筋肉痛も出ていない。まだまだ若いもんには負けんw

朝食は昨晩いちやまスーパーで入手した食材で作った。いちやまスーパーは通りがかりで立ち寄ったのだが、思いのほかハイソ向けのスーパーだった。
食べおわる頃に道の駅が開店したので行ってみた。道の駅ならではの朝採れの野菜が盛大に並べられていて、見ているとワクワクする。いくつか買い込んだ。

ちなみにここには、前述のとおり富士レーダードーム館という博物館がある。富士山測候所のレーダードームはちょっと見てみたい気もしたが、開館まで時間があったので、後日改めて、とした。

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広場の一画に、湧水がこんこんと湧き出る給水所がある。昼と言わず夜と言わずタンク持参で水を汲みに来る人が後を絶たない。もちろん、車中泊時の水の確保も無料でできる。

さて、本日は特に予定なしである。このまま家に帰ってもよいのだが、折角なので軽くドライブでも行こうと思った。ただし日曜なので高速が渋滞にする前には帰途に就きたい。

行先は決めてないが、とりあえず富士に来たなら、富士五湖の湖畔でも回ってみるか。
富士五湖は、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の5つの湖の総称で、これからそれぞれの湖畔をドライブしようとしている訳だが、今いる場所から山中湖は方向が逆になるので、山中湖は除外した。

河口湖、西湖の順に進む。この辺りは車に乗って通過しただけなので、特にコメントなし。
カミさんがちょっとどこかで車を降りて散策してみたい、という。丁度西湖野鳥の森という建物があったので、休憩を兼ねて立ち寄ってみることに。

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ログハウス風の建物があり、館内ではいろいろな野鳥の写真の展示が行われている。周囲は雑木林になっていて、窓際に置かれた双眼鏡を使って野鳥を観察出来るようになっていた。
とはいえ、鳥に詳しい訳でもなく、何羽かの鳥の姿を見て、その鳥がなんという名前なのかも分からないまま出てきてしまった。。。

敷地内を散策する遊歩道があったので、歩いてみようと思ったら、雨が降り出してしまったので結局行けず。

再び車に乗り、精進湖を目指す。精進湖の湖岸を走っていたら、「鹿カレー」なる看板を出す店を見つけた。ジビエ料理がここでも食べられるんだね、と話しながら軽く素通り。

精進湖は小さい湖なので、すぐに国道に合流。少し進むと富士五湖の最西端にあたる本栖湖が見えてきた。本栖湖の湖岸を回る道に入って少し進んだ時にカミさんが空腹を訴えた。時計を見るともう少しでお昼という時間。じゃあ、お昼にしようかという話になったのだが、さっき精進湖を通った時に見かけた鹿カレーがなんとなく気になる。一応周辺の店を車で走りながらチェックしたが、これと言った感じの店もなかったので、鹿カレーを食べにいってみることにした。

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再び精進湖畔に戻り、向かう店は「レストランあかいけ」という店。

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昔ながらのドライブイン、といった風情の店構えで、店内では地元の人と思しきグループが一組、小宴会を開いているのみで、ほかに客もなく不安を感じぬこともないが果たして。

まぁ、シカ肉など食べたことなく、うまいかまずいか、はたまた、それがそういうものなのか、誰も比べることが出来ない。そういう意味では、どこで食べても一緒だろう。気にせず席につき、迷わず鹿カレーを注文。
カミさんは、一応、保険をかけて日替わりランチのカツ煮定食を注文。

暫くすると料理が運ばれてきた。

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ルーの中に転がっている肉がシカの肉。見た目はただのカレーである。果たして一口目。
肉は少し硬く、ほんの少し獣臭い感じがしたが、スパイス強めのルーのせいで、思ったより食べにくさはない。そういうもの、と思って食べれば案外うまい。

が、スパイスなしだったら多分食べれたものじゃないのだろう。そう考えるとカレーは偉大だ。

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一方、カツ煮定食はザ・安定である。普通においしい、以外の感想は必要ないだろう。
二人とも、しっかり完食。興味のある方はぜひ。

さて、食事が済んだので、ぼちぼち帰るか。
精進湖から北上し、峠を越えて甲府南インターから中央道へ。

昨年大惨事を引き起こした笹子トンネルは、ニュースで報じられたとおり天井板が撤去されていた。
こうやって見ると、妙に天井が高い。以前もただの空洞だったのだろうか。

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人生3度目の富士登山にしてようやく剣ヶ峰の頂きにたどり着くことが出来た。もう思い残すことはない。

平日に登ったせいか、はたまたマイナーな登山道を登ったせいか分からないが、世界遺産に登録された話は夢だったんじゃないかと思うような閑散とした登山だった。山小屋でダウンしてしまったのが返す返す心残りである。

カミさんは記念すべき10回目の富士登山だった。10回目にして初めてご来光目当てではない登山となったが、登りやすく、今まで知らなかった富士の光景を見ることが出来て、非常に感動的だったということである。

とはいえ、カミさんも富士山は当面いいや、といっている。これからは他の山へも視野を広げてみたいそうだ。

Posted by gen_charly