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そして一時間ほどで三宅島に入港。通常は島の東側の三池港に着岸するらしいのだが、今回は行きも帰りも西側の錆が浜港だった。
三宅島もまた交通手段が少ないのでかなりの人数が岸壁で並んでいる。
彼らが乗船すると船内はいくらかにぎやかになってきた。

行きの時は暗くてはっきりとは見えなかったが、今回は島のディティールがはっきりと見えている。森の中に立ち枯れになっている木が目立 ...

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港に戻ると、程なく橘丸が入港してきたので、我々も乗船場に移動。島にやって来た乗客が降りた後、最初に荷物の積み込みがあり、その後乗船開始。

荷物を積み込んでいる最中、船の乗組員がデッキの手すりをペンキで補修しているのが見えた。就航してまだ3か月しか経っていないのに、だ。
潮風の厳しさを感じるとともに、乗組員の弛まぬ努力によって船の快適性が守られているのだなと思った。 ...

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2014/09/23

最終日。5時半起床。
予報通り空はピーカンに晴れている。
出港までの時間、三原山に登るか永郷方面を散策するかどちらかにしようと昨日話していたのだが、車は給油したうえで9時に返却しなければならず、三原山を往復するには少し時間がシビアっぽかったので、時間の読みやすい永郷方面をドライブすることとなった。

軽く朝食を済ませて出発のための荷 ...

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店を出るとようやく雨が上がった。そこで、島の有名な観光名所の一つ、南原千畳敷海岸を見に行ってみることに。

南原千畳敷海岸は八丈富士の溶岩流が海に流れ出した場所で、平坦な溶岩原が広がっている。
なんというか。。。こんなどんよりとした空模様で見ても今一つ感動が薄いのが残念。

それからついでにこの近くにあるメットウ井戸にも行ってみた。
メットウ井戸とは、いわゆるまいまいず ...

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お次も屋根のあるところ、と言うことで八丈島空港に行くことにした。空港では土産物をチェックしたいということだったので、自分は車の中でしばし仮眠。

30分くらいして各々土産物を買い込んで戻って来たが、相変わらず雨が止まないのでもう一か所くらい室内の見どころをと考えて出発前にカミさんが行きたがっていたあしたば加工工場に行ってみることになった。。。のだが、店を見つけるのに難儀してしまった。

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さて、藍ヶ江水産を出てからは雨に降られることもなく、空も徐々に明るさを取り戻してきているような気がする。この分ならもしかしたら三原山もアタックできるかもしれないという雰囲気になってきたので、登山口へ行ってみることになった。

三原山は登山道が何箇所かあり、防衛道路と呼ばれる林道の途中の登山口から登るのが一般的らしい。
この防衛道路の大賀郷側の入口から登山道までの区間が工事中で通行 ...

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藍ヶ江水産はあさぬまスーパーの手前の路地を入った先にあるのだが、宿のおばちゃんの話だと目印が少なくて、初めてだと分かりにくいという。

カミさんたちが朝の散歩の時に見つけていてくれたので、迷わずたどり着くことが出来たが、倉庫然とした建物には大した看板も出ていないので、いきなり行ったら確かに容易に見つけられないかもしれない。
まぁ、道の反対側から来れば暖簾が見えるけど。

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民俗資料館の付近には他にも何箇所かの見どころが点在しており、大里昔の道として遊歩道になっている。折角なので、車をここに置いて徒歩で散策してみようと思う。

未だ雨がパラついているが、こういう散策路は雨模様でも風情があっていいものだ。
20分ほどでふるさと村に到着。

ここは島の伝統的な家屋を再現した施設で無料開放されている。
駐車場側から入ると最初に見える ...

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ということでまずやって来たのが、近くにある八丈歴史民俗資料館。
かつて八丈島を治める八丈島庁が置かれていた場所だ。

入場料は一人200円とのことで、料金を払って館内へ。
館内は古い木造校舎のような雰囲気だ。

受付の前に立っていた係員のおじさんが館内を案内してくれるという。
入口はいってすぐの部屋に八丈島のジオラマが置かれていて、そこで島のあらま ...

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2014/09/22

天気予報では今日も天気がすぐれないらしい。折角昨日晴れてくれたのに残念だ。。。
昨日しこたま濡らしてしまった靴や洗濯物は土間にかけて干しておいたのだが、まだ乾いていないようだ。やはりこれだけ不順な天気ばかりじゃ仕方ないか。

丸一日使える日は今日が最終。とりあえずまだ釣りができていないので、6時に起きて一人最寄りの港へ繰り出してみることにし ...

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宿に到着し、車から荷物を下ろしていると、向かいの建物からオーナーのおばさんがやってきて部屋に案内してくれた。

オーナーはチャキチャキした気さくな感じの人だ。宿泊する部屋に一同を招き入れ、注意点などの説明を受けた。

冷蔵庫の調味料や食器棚の皿などは自由に使ってよいのこと。
杉板の壁が湿気に弱いので、濡れたものを居室の中で干してはならないそうだ。。。って、これだけ ...

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集落の途中で八丈島灯台方向に右折し、少し進むとみはらしの湯が、更に進んで港まで降り切ると洞輪沢温泉がそれぞれある。

見晴らしの湯の前の道路からかすかながら70km沖に浮かぶ青ヶ島を見ることができた。見えるとは思っていなかっただけに感動もひとしお。
この島もいずれ訪れてみたい島の一つだが、その日はやってくるのだろうか?

自分が興奮して何枚か写真を撮っている間に、 ...

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集落まで戻って来た。
集落内の道の路側帯にフェニックスとハイビスカスが植えられている。

天気も晴れ渡り、ようやく南国気分が盛り上がってきた。
神湊港から底土港へ向かう途中、なんとも形容しがたい無国籍風の妙な建物があった。

オリエンタルリゾートと入口に書かれているが、まぁ、ご覧の通りすでに廃業している。
その敷地内へ3人組の若者が丁度入っていった ...

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結局、山頂もお鉢めぐりもできず中途半端だったが、いくつか出会いもあってそれなりに楽しかった。

さて、お次は。。。とりあえずふれあい牧場にでも行ってみましょうか。
ふれあい牧場は登山口から鉢巻道路を数分戻ったところにある。

入口に立つ看板に「おじゃりやろうか」と書かれていた。

「おじゃりやれ」と言うのは「いらっしゃい」と言う意味の島言葉だが、「~やろうか」 ...

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ほどなく我々たちもそのピークに到着。
先着していた折り畳み傘のお兄さんは、吹きつける突風に傘をおちょこにされたりしながら耐えている。いわんこっちゃない。

「・・・ここ、山頂ですかね?」

「さぁ。。。でも山頂なら三角点の一つもあってもよさそうですけどねぇ。。。」

山頂を示すような看板も何もなく、三角点も見当たらないので山頂と言う感じではないのだが、周 ...

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八丈富士は7合目付近に鉢巻道路という一周道路があり、そこまでは車で上がることが出来る。

鉢巻道路に出たら右に曲がって1,2分で路肩に駐車場が見えてくる。
停まっている車はない。流石にこんな微妙な天気で山登りをする物好きはいないということか。。。

今のところ、9合目付近には雲がかかっているもののそれより下ははっきり見えている。
よし、行ける所まで行ってみ ...

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2014/09/21

6時ごろ起床。天気が許せば今日は八丈富士に登ってみたい。様子を見るためベランダに出てみる。

今回宿泊した部屋の番号は230となっているのだが、ご覧の通りどこからどう見ても1Fだ。ロビーを基準にすると、食堂が半フロア降りたところに、また客室は半フロア上がった所にあるという構造のため、一応ここは2階と言うことなのだろう。

ホテルで1階の部 ...

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ということで本日の宿泊地、八丈シーパークリゾートへと向かう。
なんとか19時を少し回ったところで到着。

チェックインを済ませて部屋に荷物を置き落ち着く間もなく食堂へ。

一泊二食の宿に泊まるのは昨年の箱根旅行以来だ。
あちこち出かけている割にもっぱら素泊まりか車中泊ばかりなので、食事が上げ膳据え膳というだけでなんだかリッチな気分になるw

食事 ...

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で、おじさんのいる部屋に移動すると、テーブルの上に何やら習字の道具一式が並べられていた。てっきり、おじさんは実は書道家で、自慢の書でも披露してくれるのかな?などと思いながらワクワクして席に着くと、何枚かの半紙を並べて、

「これね、以前来た人に書いてもらったの。これなんかよく書けているでしょ?」

ほうほう。。。って、それって。

「じゃあね、みなさんも記念に書 ...

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着いた所は普通の民家。どうやら体験工房の類ではなかったようだ。
どうぞ、と手招きするおじさんを前に、お邪魔する前に一番気になっていることを質問してみた。

「奥様には(うちらが来ることを)連絡したんですか?」

「言ってないけど大丈夫wこういうことばかりしていつも怒られるんでね、大女将って呼んでるのwww」

いや、呼んでるの、じゃなくて。