新島・式根島・神津島上陸【24】(2014/05/05)

これまで立ち寄った各島であらかたの人数を降ろしており、またGWも後半に入って今から神津へ向かう人も少ないようで、客室はガラガラだった。

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今回は、座席はどんな感じなのかチェックしておきたいと思い、あえて2等の座席を予約してみた。
万が一失敗だったとしても短時間で下船するので、試すにはちょうど良いと思ったのだ。

シートはグレードの高い高速バスのような感じで、シートはかなり大きく倒れ、オットマンやフットレストも装備されていて、それなりに楽な体勢を取ることができるが、流石に横方向は人ひとり分の幅しかないので、寝返りなどはちょっとうちづらいかもしれない。
室内は大分閑散としているので、一列を占拠して横になっている人が多かったが、確かにそうやって寝た方が楽ちんかもしれない。

自分的には、フカフカなシートの快適さも捨てがたいが、ある程度寝返りも打てる和室と較べるとどちらが快適かは微妙なところ、と感じた。
数分間座り心地を確かめて、デッキに出てみた。

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出港して程なく、昨日のにしき丸で右舷側に立っていたので、今回は左舷側に立って新島のパノラマを撮影してみた。

雨は降っていないものの、雲が厚く垂れこめ、昨日は見えていた利島も式根島の背後に亡霊のように浮かんでいた神津島もその姿を見ることができない。

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8時発のにしき丸が式根島へ向けて走り去っていった。

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それからほどなく式根島に到着。
式根さん、二度めまして。

ここは乗客と荷物の積み下ろしが済むとすぐに出港。

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昨日の連絡船からは見えなかった島の西側の様子を観察することができた。

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他の島と比較すると標高も低く全体的に平板な印象の島だが、こうやって近くで見るとなかなかどうして、荒々しい崖に囲まれた島だということがよくわかる。

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もちろん崖のまま隆起したわけではなく、大昔にはなだらかな山容を示していた時期もあり、それが繰り返し風波に削り取られての今の姿なので、この姿もまた数百年、数千年ののちにはまた違った景色になっているのだろう。

式根島を回り込むと、ようやく神津島の島影がうっすらと見えるようになってきた。
代わりに背後にずっと見えていた新島の姿が見えなくなった。

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こうやって見るとなかなか険しい島だ。
こんなところに本当に人が住んでいるのだろうか?と思える程だ。

天上山の山頂には雲がかかり、これから登ったところでどう贔屓目に見ても景色に恵まれることはなさそうだ。
そんな山に登る意味があるのかという気がしなくもないが、明日の降水確率は60%という予報が出ていて、明日の方が更にひどくなるかもしれないことを考えると、どのみち登るならまだ時折小雨がパラつく程度のうちに登った方が安全かもしれない、という気もする。

それと今日の幕営地の選定も問題だ。
神津島にはキャンプ場が3か所あり、そのうち沢尻湾と長浜の2か所は無料で多幸湾キャンプ場は有料となっている。設備が充実しているのは多幸湾のキャンプ場だが集落からは山を越えた反対側になるうえ、有料なので少し魅力が落ちる。また長浜も集落からは大分遠いと聞く。

沢尻湾は集落に一番近く、また島で唯一の温泉施設にも近い場所にあるので、立地的にはベスト(とはいえ、それでも歩いて40分くらいかかるらしい)なのだが、そういう場所だけに人気も高く多分混雑しているだろう。

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ズームで沢尻湾を狙ってみた。
どうだろう?ウチらがテントを張るスペースは残っているだろうか?
ありそうな気もするし、なさそうな気もする。。。

いずれにしても島に上陸するまでに今後の予定を決めねばならない。
島でやりたいことは天上山の登山と島内観光だが、島内観光はまぁ雨でもなんとかなるとして、問題はやはり山登りだ。天上山は往復で大体5~6時間くらいの時間がかかるらしく、明日登るとしたら早朝から登って昼前に降りてくるような日程になるだろう。

その場合、今日は島内観光をすることになるのでレンタカーを借りることになるのだが、9時から1日で借りると明日の返却時に店が開くまで待たなければならず、登山開始が遅くなってしまうし、キャンプ場から帰るとき港まで延々と歩かなければならなくなるのもデメリットだ。体よく沢尻湾のキャンプ場が確保できれば徒歩でもまだ何とかなるだろうが、多幸湾や長浜だったらとても移動できたものではないだろう。
下山してから返却すれば何かと便利ではあるのだが、1日半借りておおよそ半分は車を遊ばせておくことになるので、それもなんだかもったいない。

一方、今日これから天上山へ登るとしたら、下山は14時か15時ごろになり、それから一日借りて明日の14時55分の出港の前後で返却すれば費用対効果は最高なのだが、キャンプ場までの移動手段が徒歩になってしまう。
どこかでキャンプ場の混雑状況が分かればまだ対策が取れるが、行ってみなければ分からない、なんて状況だと目も当てられない。

さてどうしたものか。。。
悩んでいるうちに神津島港に到着してしまった。

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Posted by gen_charly