新島・式根島・神津島上陸【37】(2014/05/06)

さて、残された時間はもう一時間しかない。少し急ぎ足で見て行こう。
少し戻ると、長浜キャンプ場がある。

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写真は綺麗に干されたテングサに惹かれて撮ったものだ。
浜にテントを張っても咎められることはないようだが、道の反対側にもテントサイトが設けられている。

ここも沢尻湾キャンプ場同様無料で利用できるが、車なしでここまで来るのは相当大変そうだ。しかも、ここを拠点にすると目の前の浜と赤崎遊歩道くらいしか遊ぶ所がない。。。
一日ノンビリと肉でも焼いて過ごしたい人にとっては静かでいい場所だと思うが。

それぞれの見所は車で2,3分の距離に点在しているので乗ったり降りたり忙しい。
次の見所もそんな感じだった。

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この写真を見てどの辺が名勝なのか分かる人はきっと感性が豊かなんだと思う。
正面に見える松が茂る山を「メッポー山」と呼ぶそうだ。

かつては金雲母流紋岩に覆われていて、まばゆいほど金色に輝いていたことから、めっぽう美しい岩山ということでその名がついた、と解説版に書かれているのだが、まぁ、なんともコメントし辛い名所だった。

そのあと再び沢尻湾キャンプ場のところまで戻ってきた。

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例のリゾートホテルの廃墟だが、反対側から見るとこんな感じ。「ホテルフィエスタ神津島」という名前だった。
バブルの頃に建てられてバブル崩壊と時を合わせて廃業したらしい。建物は横から見ると長方形を斜めに切ったような台形状、上から見ると平行四辺形の形になっており、なかなか凝った作りだ。

昨晩の雨が酷かったらお世話になっていたかもしれないが、館内は見ていない。時間があればちょっと探検してみたかったが、まぁ今回の旅のメインではないので、外から眺めるだけ。

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沢尻湾のキャンプ場は、もはやテントが三張しか残っていなかった。休日を過ぎると静かなものだろう。
平日に有給でも取って訪ねてみたい気もする。

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更にもう少し戻ると、海岸沿いに「渦巻き岩」と言うのがある。

上の写真がそれだが、確かに渦を巻いている。
ウルトラQのオープニングのようだ、って知らないけどw

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だいぶ集落の近くまで戻ってきた。
最後の見所は「えんま洞」と呼ばれる場所だ。

ここは島に足を踏み入れてバスで移動するときにその存在を確認していたのだが、見学は旅の最後になってしまった。
岩の割れ目の洞窟状になったところに閻魔像が祭られているのだが、、、

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ご覧の通り閻魔様、と言うよりはお地蔵様だ。しかも微笑んでいる。
解説板によると仏教が伝来した頃は閻魔様は笑い顔だったらしく、憤怒の形相になったのは近世になってからとのことだそうだ。

さて、これで観光はおしまい。
まだ見逃しているところも多く、後ろ髪を引かれる思いが無いではないが、時間の兼ね合い上止むを得ない。

え?朝早く起きろって?
おっしゃる通りでございます。。。

じゃあ、そろそろカミさんを起こしますかね。
助手席でメッポー岩の辺りから舟をこいでいたカミさんを起こして、車内の整理と荷造りを済ませて残り20分。

前浜の交差点にある土産物屋を少し見て回って、あとは給油をしたら返却だ。
ちなみにガソリンスタンドで給油した結果、3.4リットルほど入った。
島のガソリン単価は大体200円とのことなので、680円くらいかなと思っていたら、

「えーと、3.4リットルなので。。。700円になります。」

と手元の表を見ながら請求された。もしかしたらリッター単価方式ではなく給油量ごとのテーブル方式なのかもしれない。
まぁ、使った量もたかが知れているし、何と言うこともないのだが。

それから佐々木レンタカーに車を返却。時間は丁度14時だった。
多港湾まで送ってもらい待合所に到着。既にチケットは受け取っているので後は乗船時刻までここで暇つぶし。

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まずは売店で取り置きして貰った赤イカの塩辛を受け取りに。

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午前中に船の乗船手続きをしに来た時に売店を覗いたら、よっちゃーれセンターよりも少し安く売っているのを見つけて、乗船前に受け取る約束で取り置いて貰っていたのだ。

それはさておき、我々が持参している荷物の量が気になる。
と言うのも客船は比較的どんぶり勘定で荷物の持込が出来るのだが、ジェット船は船の重量制限がシビアなため、手荷物について制限される可能性があるという話を聞いていたからなのだが。。。

待合所内に秤が置かれていたので重さを量ってみたところ、自分のリュックが15キロ、カミさんのリュックが8キロ、カートのキャンプ道具一式が18キロだった。
いくらなんでも見咎められそうな気がしたので窓口で確認しておくことにしたのだが、その答えは意外にも、微妙だけど多分大丈夫、もし乗船時に係員に指摘されたらまた聞いてほしいとのこと。

案外融通を利かせてくれるものだなぁ。

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ところで、待合所の向こう、多幸浜の浜辺になにやら柵で囲まれた一画があるのが見えた。
一瞬温泉でもあるのかと思ったが、多幸湾のほうに温泉があるという話は聞いていないし、何だろうとマップをチェックしたら、多幸湧水という湧き水あるらしい。

まだ出港まで時間があるので、ちょっと見に行ってみることにした。荷物を全部持って歩くのは大変なのでカミさんと交代で行ってみることに。

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前に水配り神話に触れたとおり、神津島は水の良く湧く島で、この湧水もまろやかなとても飲みやすい水だった。
みなペットボトルなどに汲んで持っていっていたが、あいにく空のペットボトルの持ち合わせが無かったので、味見だけにとどめておいた。

多幸浜から三宅島と御蔵島の島影を見ることが出来た。
(御蔵島はカメラには写せなかったが。)

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どちらの島もいずれ訪ねてみたい島である。
待合所に戻り、美味い水だったことをカミさんに報告したが、カミさんは旅の疲れが出たかテンションが下がり気味で、結局行かなかった。

Posted by gen_charly