瀬戸内周遊初日の出【10】(2013/12/31)

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三津浜港の受付で切符を購入。指示に従って建物裏手のヤードに車を回すと、周防大島の伊保田港行きと柳井港行きで乗船ラインが別になっていて、伊保田行きの列に並んでいるのは3台のみ。

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全部でも7台、その殆どが地元ナンバーの車である。
大晦日の夜に島に渡る物好きな旅人はウチらくらいのようだ。

ちなみに、丁度キャンペーン期間中で、車両は通常5m未満9100円のところ7000円でのご提供だそうだ。人の運賃も2460円が1500円にディスカウントされていて、都合4000円ほどオトクになった。

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15分ほどで乗船開始となり、車を指示された場所に停めて船室に入ると程なく出港。
船室は両側にベンチシートが並び、センターに絨毯敷きの雑魚寝ゾーンがあるレイアウト。

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いつもだとデッキに出て寒さに耐えながら景色なりを眺めるところだが、今回はなぜかそういう気分にならず、珍しく船室で過ごすことに。
持ち込んだつまみを肴にw/oアルコールで、ぬくぬくと窓の外を流れる景色を眺めていたら、いつの間にか眠ってしまった。伊保田港入港のアナウンスで目を覚まし、慌てて車に移動。

車の中で暫く待っていると小さな衝撃のあと目の前のタラップが降りて、伊保田港に着岸。

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ということで、周防大島上陸。島旅77番目の島である。
・・・とはいっても辺りは真っ暗なので、あまり実感が沸かないw

島の中央付近に道の駅があるので、そこで過ごすつもりでいたのだが、ここも広い駐車場があって特に締め出される風でもなさそうだったのと、夜が明けたら伊保田の景色も一度見ておきたいなと思ったのとで、予定を変更してここで年越しを迎えることに。

手近な駐車場に車を停めて早速食卓の準備。豆乳鍋を作って突っついたあと、年越しそばでシメ。

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家から持参したごま豆乳なべの素に野菜をどっさり入れて、お手軽なべの完成。

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昨日途中のスーパーで見つけた、フィッシュかつなる揚げ物を添え物に。

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そばでシメ。
折角の料理も紙皿では余りおいしそうに見えないのが難点。。。味はもちろんおいしいし、手軽でいいんだけどな。

紅白歌合戦でも見ながらしんみりと年越しを迎えようと思ったのだが、車載ワンセグはNHKすらロクに映らない。物は試しにスマホのテレビをつけたらこちらは感度良好。
折角テレビがよく見えるように考えてこの場所にテーブルを拵えたのになんだかなぁ。。。

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まぁ、窓際にスマホを置いたら案外見やすかったので、これはこれでいいかw
野菜をモリモリと食べながらそばをすすって、慎ましいながらもある意味とても贅沢に流れる時間を堪能できることにそこはかとない幸福感を感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか?

そうそう、添え物のフィッシュかつだが、関東ではあまりお目にかからないが、徳島のスーパーでは割とどこでも売られている。種類も結構多種売られている。
魚のはんぺんを揚げたものだが、食べてみると意外や意外、カレーっぽいスパイスが衣に練りこんであって、思わず食が進むおいしさが楽しめる。徳島に住むことがあったらちょくちょく食卓に上がりそうだw

食事が済んだらテーブルをたたんで、ゆく年くる年と共に年越しを待ち、2014年を無事に迎えられたのを確認したところで就寝。

本年もご愛読ありがとうございました。

Posted by gen_charly