瀬戸内周遊初日の出【25】(2014/01/03)

途中、通りかかった児島の町はジーンズの町として有名である。ジーンズ作りの体験が出来る店などもあるようだが、ちゃんと調べてこなかったので場所等分からず、結局素通り。

玉野は下津井の隣町なので、移動にさほど時間はかからなかった。
玉野にもかつて市電が走っていて、市電廃止後に高松の琴電へ渡った車両が引退後に里帰りし、当地に保存されているという情報を受けての訪問である。
その車両は玉野市の西にある、奥玉という地区の公園内で展示されている。

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これが旧玉野市電のモハ103号。
この路線は自分が生まれる前には廃止されており、特に思い入れもないので、記録としての収集となってしまった。

そして、次の目的地は、岡山臨港鉄道
これまた廃止となった鉄道だが、かつては岡山港へ向かうディーゼルカーが走っていた。
岡山市某所の保育園に保存されているとのことで、訪ねてみることに。

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これが岡山臨港鉄道キハ7000の7003。旧夕張鉄道のキハ253である。
国鉄80系電車のような湘南形といわれる前面二枚窓、半流線型のスタイルだが、ヘッドライトが腰部にも付いているのでどことなく西武顔っぽくも見える。

夕張鉄道の廃止後に水島臨海鉄道を経由して当地にやってきたのだが、当線も廃止になり、この保育園が引き取って、図書室として利用している。

屋根がかけられ手厚く保護されているようで、30年前に廃止になった鉄道の車両とは思えないほどよく手入れされている。

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もともと片運転台だった車両を単行で使用するために反対側の面はかなり無理やり運転台が付けられている。長大編成の分割点検用に付けられた簡易運転台のようだ。
車両の側窓は保存後に改造されたようで、ルーバー窓になっていた。

考えてみると、昭和40年代ごろまでは昨日から立ち寄ってきた多くの場所に鉄道が走っていた。
呉市電、鞆鉄道、井笠鉄道、水島臨海鉄道、下津井電鉄、玉野市電、岡山臨港鉄道。。。

当時、それなりに需要があったのに、今現在残っているのは水島臨海鉄道だけという事実。
モータリゼーションによって道路網が整備されれば、車の便利さには叶わないわけで、鉄道好きの立場で言えば、やはり一抹の寂しさを感じるが、まぁ、役割を終えた、ということなのだろう。
実際、自分も車でこんな旅をしているわけだし。。。

廃止になった鉄道といえば、岡山県にはもう一つ片上鉄道という路線がある。この路線の車両も保存展示されている所があるのだが、ここからは少し離れている。

これだけの長期車中泊旅行をやれば流石にくたびれる。正月休みの最終日は自宅で休息するつもりでいるので、そのためにはぼちぼち帰途につかないとならない。
即ち、片上鉄道の車両は未訪で帰途に就くということになるわけだが、次に来られる機会を考えると、ここまで来ておいて、そのまま見ずに帰るのも惜しい気がする。

・・・というところまで考えてピンときた。
今回の旅行の2日目に朝寝坊して、瀬戸大橋の島旅に行きそびれている。これを明日再チャレンジするのはどうだろう。散策は午前中には終わると思うので、午後に片上鉄道を訪ねれば、ミッション・コンプリートである。
夜通し運転して帰宅すれば、明後日は一日寝てられる。

カミさんにそのように説明すると、まぁ、好きにしたら、という感じだったので消極的賛成と受け取る。
あきれ顔は、見なかったことにするw

明日の島旅へのアプローチを考えて、今日の宿泊先は与島パーキングエリアに決まった。
お風呂と夕食の手配を済ませて向かうことにする。

という事でまずはお風呂。携帯で検索すると、総社市にあるサンロード吉備路という温泉が見つかったので向かう。ここは国民宿舎で、温泉を日帰り客向けに開放しているとのこと。

料金は大人600円。温泉スタンドが併設されているらしく、湯量豊富なのかもしれない。

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ここにも腕白キッズと放任親がいて、2つある露天風呂のうち1つを占領して、タオルは湯の中につけて遊ぶわ、子供は風呂の縁の岩場から飛び込むわ、親が率先してもぐって泳ぐよう唆すわの狼藉三昧。
別の風呂から眺めていたので直接被害があった訳ではないが、なんだかなぁ。

風呂あがりにカミさんに話したら、女湯でも湯船で親が子供にバタ足の練習をさせていたらしい。
前回のお風呂でもそんな光景を見ている。そういう地域性なのだろうか?
温泉自体はいい湯で、しっかり温まれたから、まぁいいか。

さて、ここから瀬戸大橋の与島パーキングエリアに行ってそこで晩御飯にする訳だが、折角タケルくんがあるからにはぜひ米が食べたい。前述のとおり炊飯には40分くらいの時間が必要になるのだが、取説には走行中の炊飯はするな、と書かれている。
だが現地に着いてから炊き始めたのではその間のアイドリングがもったいない。

恐らく、事故の時や不意な揺れなどで本体が転倒して、ふたが開いてしまうとやけどを負う危険がある、という意味だと思うので、要は倒れなきゃいいんでしょ?ということで、炊飯中にカミさんに抱っこしてもらいながら炊飯してみた。

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おかげで、与島パーキングエリアに到着する頃には、ご飯も無事に炊きあがった。
とはいえ、万が一事故があったらカミさんが大やけどしてしまう可能性が高いので、この方式は今後封印する。そのうち車内できっちりと固定できるシステムを開発してみたい。

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それはさておき、今日の晩御飯である。自宅から持参したキムチ鍋の素。野菜、きのこ、イカの切り身を鍋に放り込んで煮込んで食べる。

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これがまたうまいのなんのって!w
タケルくんで炊いたご飯はシメの雑炊に。一粒残らず平らげて、余は満足じゃ。

食事を済ませて一息ついたら時計は23時過ぎだった。
明日も早いので、準備を済ませて就寝。

Posted by gen_charly