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葬儀:

2009/08/18

昨晩はそうして色々な話をして三々五々就寝の途に就いた。時間は午前を回っていた。とりあえず床に就くがこの家はエアコンがない。そもそも夏でもそれほど暑くならない地域なので普段なら窓を開けて扇風機でも回しておけばそれで凌げるのだが、この日の晩はなかなかの熱帯夜でなかなか寝付けなかった。故にやや寝不足気味だが起床。朝食を済ませて葬儀場へと向かう。

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幽玄洞:

猊鼻渓の舟下りを終えて残りの時間をどうするか話し合った。時間はまだ15時過ぎで日が暮れるまでにもう少し時間がある。
今葬儀場に戻っても多分邪魔になってしまうだろう。せいぜい弟と談笑することぐらいしかやることがない。それならもうちょっと時間つぶしをしてから帰ろうという話になり、どこへ行こうかとみんなで意見を出し合った。弟はばあちゃんの家に行ってみたいという。それも一興と思ったが ...

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猊鼻渓の舟下り:

船に乗り込み一角を陣取ると、少しして船頭が乗船して出発となった。

上の写真でも分かるとおりこの船は手漕ぎである。といってもオールのようなもので漕ぐわけではなく、物干し竿のような長い棒で川底を突きながら船を押し進めていく。

船頭が緩やかな動作で川底に棒を差し込みその反動で船が音も立てずにゆるゆると進む。

水面はご覧の近さ。すぐ下に魚が泳いでい ...

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今の勤め先は会社として夏季休暇の日程を定めておらず、7月~9月の間で任意の3日間取得するルールになっている。今年は先だってエントリしたとおり、7月に日食観測するために奄美大島に行って早々に消化してしまったので世間様が休暇となるお盆期間中は出社して仕事をしていた。

自分の実家は近場にあっていつでも行けるから帰省する必要がない。周りの取引先も休みだから仕事は暇だしそのうえ電車も混まな ...

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那覇新港:

日が傾いてきたせいで肌のひりつきも幾分和らいできた。酔い止めもぼちぼち効果が切れつつあるのか、頭のぼんやり感もすっきりし始めている。まぁ後は飛行機に乗るだけなので頭を使う場面もないのだが。

遠くの方からプロペラ機のエンジン音が聞こえてきたので音のする方向へ目を向けると、船の真上をゆっくりとした速さで通過していった。那覇から飛び立った飛行機だろうか。

金曜ロー ...

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与論島:

それから程なく与論島の島影が近づいてきた。アクアブルーの海とコントラストの高い緑、全てが夏の島だ。

与論島は鹿児島県の最南端に位置する島で、これまでの奄美群島の島々とは異なり隆起サンゴの島となっている。そのため海岸にはいかにも南国という感じの白砂のビーチが広がっている。

そして着岸。港の周囲の海まで綺麗な色をしている。この島も多くの乗客が下船していった。

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途中の島々:

今回も例によって酔い止めを飲んで乗船しているので、案の定ぼちぼち眠たくなってきた。ところが船の進行によってデッキ上には結構強めの風が吹いている。太陽が隠れてしまったこともありその風は半袖シャツで凌ぐにはちょっと寒いくらいに感じた。長袖は船室に置いて来たので取りに行こうか迷ったのだが、船室内の乗客はまだ寝息を立てている人も多いだろうと思い、結局半袖のままで凌いだ。単に面倒くさかった ...

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N-1タクシー:

2009/07/23

昨晩からの降雨により満室となったらんど★まぁ~くは、騒ぐような人は流石になかったが、人数が増えた分店内が賑やかになった。だがその騒々しさも全く気になることなく熟睡できた。こんな畳でもあるだけで随分と違う。

目が覚めたのが午前4時だった。4時半に目覚める予定だったので30分早いが騒々しくて目が覚めた訳ではない。自分は早朝に時間指定の ...

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おがみ山公園散策:

丘の周囲は比較的急な斜面になっているらしく、遊歩道はその斜面をつづら折りしながら高度を稼いでいる。遊歩道だからか傾斜にあまり容赦がなく、つづら折りで勾配を緩和しているはずなのにそれでもなかなかの急坂で参る。

昨日と比べたら大分凌ぎやすい気温ではあるが、それでも山登りを始めたら途端に汗が噴き出してきた。ついさっき体を洗ったばかりだというのに。逆の順番にすれば良かっ ...

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高千穂湯:

15時過ぎに目を覚ました。ぼちぼち風呂に行ってみるか。
風呂の準備を済ませてねぐらを出た。外の通りはいつの間にか路面が濡れていて寝ている間に一雨あったようだ。雨が降ったせいか気温が下がり過ごしやすい風が吹いている。

まずレンタカーを返却するためにガソリンスタンドで給油。リッター142円、やっぱり島のガソリンは高い。。。それからレンタカーを返却し、その足で銭湯へ向 ...

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皆既日食:

10:54。いよいよ空は夕方のような暗さになって来た。流石にここまで暗くなると、それが厚い雲のせいではないことは明らかである。
なんだか夜明け前の空のような雰囲気だが、それともグラデーションの仕方がちょっと違う気がする。見たことがありそうでない空の色だ。そしてここまで来るともう間もなく皆既である。島の上空はこんな空だが、東の方はまだ雲が薄い所が残っているようだ。あの辺りまで ...

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見えるか!?皆既日食:

・・・いや、冒頭で見れなかったと書いてしまっているので、こんなサブタイトルで煽ってもしょうがないのだが。。。


これまで19日の晩にホテルで宿泊した以外は、フェリーの廊下やネットカフェの畳の上での仮眠しか取れておらず、いい感じに熟成されつつあった自分にとって、車中泊とはいえ周囲に人家の明かりひとつない真っ暗闇と柔ら ...

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古仁屋へのドライブ:

さて、ロケハンを終えて観測場所の候補は概ね定まった。まだ午後イチなのであと半日ほど時間がある。せっかくレンタカーを借りたのだからもっと運転したいし、車でないと行けないようなところへも行っておきたい。とはいえ島の南半分は2007年に訪れた時に見て回っているし、北半分はついさっき見てきたので、これといって行ってみたいと思う場所がなかった。

どうしたものかとしばし悩 ...

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日食観測ポイント(崎原海岸):

次に向かったのは赤尾木湾内に細長く伸びる半島の先端にある崎原海岸という場所だ。2007年の訪問時にも訪れた海岸であり、場所と雰囲気は記憶に残っている。ここは半島の先端に位置しているので、わざわざこんな不便なところまで入り込んで観測しようなんて人は少ないような気がしている。そんなわけで西側海岸エリアの中では一番の本命として目を付けている場所である。

※ ...

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ロケハン:

レンタカーの店はらんど★まぁ~くから歩いて5分ほど。散歩がてら歩いて店に向かった。借りた車はデミオである。その車が割り当てられることは事前に聞いていたのだが、出てきた車は1世代前のデミオだった。車はだいぶくたびれていてその点やや微妙だったが、それ以外に何の不満もなかった。


ということで移動手段の確保も無事に完了したので、まず ...

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奄美名瀬新港入港:

2009/07/21

何かの拍子にふと目が覚めた。時計を見ると4時を指していた。この船が名瀬港に入港するのは5時、それを見越して携帯の目覚ましを4時半にセットしていたのだがそれより前に目が覚めてしまった。頭がぼんやりしているのは酔い止めと睡眠時間のせいだろう。気がつけば昨晩17時から入浴の時間以外ずっと寝て過ごしている。ということは9時間以上寝ているのか。その割 ...

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フェリーという名の難民船:

ここから奄美大島まで11時間の船旅である。大型フェリーだからあまり心配はいらないとは思うのだが、念のため今回も酔い止めを飲んでおくことに。

乗船口へ進むと乗客が列をなしてゆっくりと船の方へ進んでいた。この人たちがみんな日食を観測しに来たのかと思うと、意外に物好きが多いなと思うが、日本の人口からしたら微々たるものだ。

入口まで進むとそこに立って ...

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リレーつばめ:

パンを食べ終えてからもまだ15分くらい時間が残っていたが、ぼんやりと駅構内を眺めていたら列車到着のアナウンスが流れてきた。

で、到着したリレーつばめ。近年の鉄道車両にしては割と珍しいダークグレーのシックなカラーをまとった787系が担当している。

この列車は現在建設が続けられている九州新幹線のうち、博多と先行開業区間の始発駅となる新八代駅の間を結ぶリレー特 ...

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天神に行くバス:

2009/07/20

昨晩は快適な部屋に柔らかいベッドで実に快適だった。だからみんなは旅先で宿に泊まるんだよな、と至極当たり前の感想を漏らしたところで今日の行程のスタート。

今日は夕方に出港するフェリーに乗るために鹿児島へ移動する。フェリーの出港時刻は18:00で乗船手続き開始は16:00とのことだ。普段より利用客が多く混雑する可能性が高いので出来るだ ...

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門司港駅周辺散策:

門司港駅の見学を済ませた後、駅周辺を少し散策してみた。

駅の正面に旧門司三井倶楽部の建物、その隣には旧大阪商船の建物がある。どちらも豪奢な建物であるがその歴史とかはちゃんと調べてないので不明。

そのまま目の前の通りを歩いて海沿いに出ると、そこから関門橋が見える。

ここは関門海峡の中でも特に幅が狭まっているところで一跨ぎで渡れてしまいそうな ...