鎌倉・江の島散歩【5】(2023/11/27)

その弁天丸はこんな感じの船である。小さなボートだ。今日は観光客が少ないせいか船も閑散としている。
小学生はライフジャケット着用が必須とのことなので、チビがジャケットを着込んだらウミガメみたいな姿になった。
船に乗り込むとまず船室がある。その先にデッキがあるのでそこを陣取ろうと思ったら、チビは行きたくないといって聞かなかった。最近すぐ快適な方に流される。。 ...
鎌倉・江の島散歩【4】(2023/11/27)

歩いて5分ほどで高徳院に到着。
境内に入るには拝観料が必要。300円を払って入場。
鎌倉大仏である。まぁ、多くを語る必要はないだろう。件の社会科見学でも訪ねているが、当時は江の電の写真を撮ることしか頭になく、大仏はおざなりに写した写真が1枚あるのみだ。
大仏の近くまで行ってみたら胎内の見学ができるようになっていた。ただし別料金。50円とい ...
鎌倉・江の島散歩【3】(2023/11/27)

次に目指すは鎌倉大仏である。ベタな所ばかり選んでいるがチビもいるのでまずは基本に忠実に。
鎌倉大仏を目指すには一旦源氏山公園の方まで戻って、大仏ハイキングコースという遊歩道を歩いて行くのがメジャーらしいが、来た道を引き返すのは何となく面白くないので、前進しながら大仏ハイキングコースに合流することができる、佐助稲荷神社経由で進んでみることに。
佐助稲荷神社 ...
鎌倉・江の島散歩【2】(2023/11/27)

銭洗弁財天はここからだと山の裏側に位置しているのだが、亀ヶ谷坂という切通しによって結ばれている。
亀ヶ谷坂へ向かう県道を歩いていると、反対側の歩道を沢山の男子高生が列をなして歩いてきた。建長寺の脇に立つ鎌倉学園の生徒らしい。丁度通学の時間のようだ。それを横目で見ながら途中の路地を左折し、亀ヶ谷坂を目指す。
その坂道にとりついた時に、ふとチビが立ち止まって背 ...
鎌倉・江の島散歩【1】(2023/11/27)

チビがまだ小さいうちは遠出すると疲れてしまうと思い、お出かけは近場だけにしていた。そんなわけで千葉県内や茨城県内はあちこち観光して回ったが、同じ関東でも神奈川方面は手薄になっている。千葉から神奈川へ行くには都心を通り抜けていかねばならず、現地到着までことのほか時間がかかってしまうので、これまで敬遠していたからだ。だが神奈川には風光明媚で散策が楽しい観光地が多く存在している。
そう ...
さくらリベンジならず【2】(2009/10/12)

2009/10/12
昨晩は気温もほどよく寝台は快適そのものでしっかり熟睡することができた。3人川の字なので寝返りはやや気を使ったが。
起床して少し公園を散策した。カメラを持たずに出てきたので写真はない。公園の入口に大きな花時計がある。カミさんとお義母さんが咲き誇る花を見て歓喜の声を上げる。この花時計は世界最大の花時計として知られているらしい。
さくらリベンジならず【1】(2009/10/11)

先日、車を買い替えた。今度の車は3列シートのワンボックスカーなので車中泊が捗りそうだ。となれば早速その実力を試してみたくなるのが人情というもの。いつお出かけしようかとウズウズしていたら、丁度連休のタイミングでお義母さんが自宅に遊びにくることになった。
それなら、たまには親孝行を兼ねて温泉にでも行きましょうかという話になり、3人で伊豆までドライブに行ってきた時の話である。
富士山に登ろう【8】(2009/09/06)

自分らが頂上に滞在したのは1時間半ほどだった。もう一頻り火口の周囲を進んでいけば日本の最高所となる剣が峰山頂に行くこともできるが、頭痛は治まったものの、相変わらず体の力がちゃんと入らない感じがあるのでやっぱりお鉢巡りは見送ることにした。この後五合目に集合しなくてはならず、その集合時間が11時頃なのであまりのんびりしていられないという事情もあるのだが。
ただ、せっかく並々なら ...
富士山に登ろう【7】(2009/09/06)

その岩場を通過すると進みが幾らか速くなった。が、既に頭痛は治まって意識もはっきりしている。なのでペースアップにも充分ついていくことができた。まぁ、ペースアップといっても牛歩が多少マシになった程度だが。
呼吸の際、外気が冷たくてそのまま吸い込むと喉の奥が痛かったので、首に巻いていたネックウォーマーを口元に引き上げてマスク代わりにしていた。こうすることで冷たい空気を吸わ ...
富士山に登ろう【6】(2009/09/06)

2人が食事している間に回復すれば大団円だったのだが、世の中そんなにうまくはいかない。一向に体調が戻らないので、ちょっとこのまま休ませてくれと伝えてそのまま臥せっていたらようやく痛みのはざまに眠気を感じるようになった。
自分の場合、眠れば復活すると書いたが、眠るまでが大変なのだ。眠気を催してもその眠気に身を委ねようとしたら頭痛がひどくなるのだ。その頭痛によって眠気が途切れて ...
富士山に登ろう【5】(2009/09/05~09/06)

これまで何度も日の出館は標高が低い所にあると書いたが、それは富士山の標高と比較してという話で、日の出館自体は標高は2800m付近にある。つまり既にそこいらの山よりも高い位置にいるのだ。
五合目に到着してから既に8時間以上経過しているので、高地順応は十分すぎる程できているはずなのだが、登り始めたらすぐに息が上がり始めた。なのでつづら折りの登山道を2つほど折り返すごとに小休 ...
富士山に登ろう【4】(2009/09/05)

カミさんが過去の富士登山で宿泊した山小屋は、グループ単位でまとまって寝床を用意されていたらしいのだが、ここは男女別になるとのこと。奥行きが7、8メートルほどの部屋の両側に押入のように2段になった板が敷かれている。左側が男性、右側が女性だそうだ。
その板の上には壁際に枕がびっしりと並べられている。1人あたりの割り当てはわずか50cmほど。ちょっとでも身動きし ...
富士山に登ろう【3】(2009/09/05)

2009/09/05
いよいよ出発である。今回のツアーは東京駅からツアーバスに乗って一気に吉田口五合目まで運んでもらう。そこで暫く高地順応してから登山を開始し、七合目にある山小屋まで登ってそこで1泊。夜のうちに出発して明け方に山頂まで登り、ご来光を見た後速やかに下山、そして再びバスで帰着というプランになっている。
集合時間は6:20東京駅八重洲口である ...
富士山に登ろう【2】(2009/09)

というわけで思いがけず決まってしまった富士山再アタック。だが、前回のアタックは前述のとおり小学4年の頃だ。それからろくすっぽ登山なんかしていなかったので登山アイテムは一切持っていない。とにもかくにも最低限の登山用品だけでも揃えなければならず神田小川町のスポーツ用品街に買い出しに出かけることになった。
必要になるものは、
・インナー・アウター
富士山に登ろう【1】(2009/09)

富士山という山がある。言わずと知れた日本の最高峰である。秀麗な山裾をもつ独立峰は日本人の心を表すアイテムとして古くから親しまれてきた。誰もがそんな富士山に一度は登ってみたいと思ったことがあるのではないだろうか。
「一年生になったら」という曲にも、100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを~、なんて歌詞が出てくる。正直小学1年生が富士山の山頂を目指すのはかなり無謀だと思うが。
岩手のばあちゃんの葬式【4】(2009/08/18)

2009/08/18
昨晩はそうして色々な話をして三々五々就寝の途に就いた。時間は午前を回っていた。とりあえず床に就くがこの家はエアコンがない。そもそも夏でもそれほど暑くならない地域なので普段なら窓を開けて扇風機でも回しておけばそれで凌げるのだが、この日の晩はなかなかの熱帯夜でなかなか寝付けなかった。故にやや寝不足気味だが起床。朝食を済ませて葬儀場へと向かう。
...
岩手のばあちゃんの葬式【3】(2009/08/17)

猊鼻渓の舟下りを終えて残りの時間をどうするか話し合った。時間はまだ15時過ぎで日が暮れるまでにもう少し時間がある。
今葬儀場に戻っても多分邪魔になってしまうだろう。せいぜい弟と談笑することぐらいしかやることがない。それならもうちょっと時間つぶしをしてから帰ろうという話になり、どこへ行こうかとみんなで意見を出し合った。弟はばあちゃんの家に行ってみたいという。それも一興と思ったが ...
岩手のばあちゃんの葬式【2】(2009/08/17)

船に乗り込み一角を陣取ると、少しして船頭が乗船して出発となった。
上の写真でも分かるとおりこの船は手漕ぎである。といってもオールのようなもので漕ぐわけではなく、物干し竿のような長い棒で川底を突きながら船を押し進めていく。
船頭が緩やかな動作で川底に棒を差し込みその反動で船が音も立てずにゆるゆると進む。
水面はご覧の近さ。すぐ下に魚が泳いでい ...
岩手のばあちゃんの葬式【1】(2009/08/17)

今の勤め先は会社として夏季休暇の日程を定めておらず、7月~9月の間で任意の3日間取得するルールになっている。今年は先だってエントリしたとおり、7月に日食観測するために奄美大島に行って早々に消化してしまったので世間様が休暇となるお盆期間中は出社して仕事をしていた。
自分の実家は近場にあっていつでも行けるから帰省する必要がない。周りの取引先も休みだから仕事は暇だしそのうえ電車も混まな ...
奄美皆既日食観測ツアー【24】(2009/07/23)

日が傾いてきたせいで肌のひりつきも幾分和らいできた。酔い止めもぼちぼち効果が切れつつあるのか、頭のぼんやり感もすっきりし始めている。まぁ後は飛行機に乗るだけなので頭を使う場面もないのだが。
遠くの方からプロペラ機のエンジン音が聞こえてきたので音のする方向へ目を向けると、船の真上をゆっくりとした速さで通過していった。那覇から飛び立った飛行機だろうか。
金曜ロー ...